仏滅に、過眠を射た
昼食後、銀行の支店に行き、用事を済ませた。支店を出て、跨線橋を渡った。広場を縦断し、商業施設に足を進めた。同館2階の散髪屋に行き、伸び放題の髪を刈り落とした。おばちゃんが丁寧な仕事をやってくれた。俺の髪は針金並の硬さを有している。本人に似て、頑固なのだ。その内、バリカンがぶっ壊れるかも知れない。修理費を請求されても、困ってしまうが。
施設を出て、再び橋を渡った。駅前の洋菓子屋に行き、陳列棚を物色したが、結局何も買わなかった。儲からない客である。家路の途中、コンビニに寄り、甘味と即席コーヒーを買った。家に戻り、温水を浴びた。体を拭き、服を着た。湯を沸かし、コーヒーを淹れた。シュークリームを食べながら、熱いやつを飲んだ。
居室に行き、愛機を起動させよう…としたのだが、猛烈な眠気に襲われ、それ以上の行動が不可能になった。寝床に横たわり、目蓋を閉じた。気がつくと、午後5時半になっていた。しまった。寝過ぎた!舌打ちをしつつ、体を起こした。台所に行き、電気ケトルにミネラル水を足した。
居室に淹れ立てのコーヒーを運んだ。座りざまに、愛機を動かした。セルバンテスを呼び出し、バーバリアンの編集を始めた。歩行中に文案を練っておいたので、比較的サクサクと書けた。シャットダウン確認後、自室を出た。
近所のスーパーに行き、各売場を物色した。店内はガラガラに空いていた。刺身二種と缶入りハイボールを篭に入れた。レジに運び、代金を払った。持参した袋に買ったものを入れた。家に戻り、愛機を再び動かした。エキサイトブログに飛び、身辺雑記(つまりこれ)を書き出した。ダウン確認後は晩酌の予定である。酒肴はマグロとホタテ。〔13日〕
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