応援コメント

第参拾捌章 尾張柳生の陰謀」への応援コメント

  • あらら、尾張柳生は前世から、ゲルダというより吾郎次郎を恨んでいる御仁でしたか。
    これはまた、かなり粘着性凝り固まった恨みつらみのようで(・_・;)
    違う世界の理が関係するのでゲルダを付け狙っているのに加えて、ここであったが百年目(三百年?)なんですかね。
    しかし、迫上は恨むだけで鍛錬したり、自らを省みることがなかったのでしょうか。
    三百年切磋琢磨していたゲルダが規格外過ぎて、どうにもならないとは思いますが(笑)

    作者からの返信

     いつもコメントをありがとうございます。

     はい、転生してなお前世の因縁が絡む話はあまり見ないので吾郎次郎と尾張柳生の因縁を取り入れてみましたw
     迫上は吾郎次郎に勝てたなら将軍家指南役に抜擢されたはずですから恨みは相当なものだったりします。
     吾郎次郎も当時は血気盛んな三十代だったので容赦はしませんでしたが、後五年は年を取っていたら忖度して負けてあげていたかも知れませんね。
     ただの恨みつらみでは命をかけて戦う理由には薄いのでゲルダを殺すにはこういう理由があるんだよという事情も付け加えました。

     迫上は既に還暦を超えているので後進に吾郎次郎打倒を托して稽古をつける側に回ってしまいました。鍛錬していればまた違っていたかも知れませんね。
     加えてナントカ何人衆って剣客小説では一山なんぼの扱いが多く、まるでダイジェストのように死んでいくのがパターンなのでキャラに厚みを持たせようと頑張りましたw
     まあ、おっしゃる通り、三百年も鍛錬を続けていたゲルダの規格外さの前にはどうしようもないでしょうねw