応援コメント

第拾弍章 兄と弟」への応援コメント

  • 元のタエちゃんはよく知らず、ネタでしか知らなかったのですが現在の魔改造されたタエちゃんは鋼線のようなものでズバズバ切り裂いていく、超一流暗殺者になっていました。
    何でしょうね、アレ…。

    クノスベ王子、本当は優しい、いい子だったんですね。
    そうですか、医者を目指していたのになぜか、暴走していたということは何らかの陰謀に巻き込まれてしまった結果、聖剣強奪となったと。
    しかし、カイムにとって、聖剣は大して愛着を持った存在ではなくて、ゲルダに貰った愛刀の方が大事というのが師弟愛というか、並々ならぬ執着を感じましたね。
    全ては陰謀の黒幕を炙り出す為に練られていた入念の策だったとはいえ、そこまでしないと馬脚を現しそうにない敵が不気味ですよね。

    作者からの返信

     コメント、いつもありがとうございます。

     元祖のタエちゃんは途中で読むのをやめるくらい陰鬱な展開でしたが、魔改造タエちゃんは作者様にどのような心境の変化が起こったんでしょうねw

     クノスベ王子は本来は純粋な人柄でしたが、敵が女遊びを教えたり、彼の境遇が如何に不憫であるかを滔々と説いたりしていた為にいつしか歪んでしまいました。
     初めは操り易くしようと娼館に誘いましたが、まさかそこで悲惨な娼婦達の境遇を見て医者を志すとは想像すら出来なかったでしょうねw
     母シュランゲとしても医学の勉強をやめさせたかったのですが、国王がクノスベ王子の決意が本物であると見抜いて大々的に応援してしてしまった上に、ゲルダも“ならばワシが医術を指南しよう”と引き受けてしまったので相当困った事でしょう。

     カイム王子は最早完全にゲルダに惚れ込んでいます。
     ゲルダも初めはこそは子供の戯れ言と本気にはしていませんでしたが、ある事件を切っ掛けに彼女の方も意識し始めるようになります。
     ちなみに成長したカイム王子の身長が185センチと設定してますが、変装に女装を選んだ理由は幼い頃からセイラの趣味で女装させられていたせいで着飾る事に抵抗が無いどころか“美しくありたい”とドハマリした為です。
     まあ、贈られた『森王聖羅』を愛用して聖剣を蔑ろにしていた理由は、子供の頃から雷神や先祖に肉体を狙われてきたせいで信用出来なくなっているからですね。

     追放を演じていたのは隠れている敵を引き摺り出す意味があったのは作中でも述べましたが、やはり私のひねた性根ゆえの“他の追放物と違う物を書いてやる”という意地が大きな要因だったりします(おい)
     当面は転生武芸者や僧兵、または金で雇われた殺し屋などと戦う事になるでしょう。
     因みにモデルは転生武芸者が魔界転生であるのは云うに及ばず、僧兵は柳生忍法帖の葦名衆、殺し屋は魔界転生の根来衆をイメージしています。