架空スパイ日記
男の仕事
第1話 調理実習
このクラスに潜入して早二か月
今日も俺の活動報告をここに記す
今日は調理実習が行われた
情報屋から
俺の班はカレーを作るという情報を入手していた
この情報がガセでない事を信じ
俺は校庭に生えていたローリエをポケットに忍ばせ
登校した
俺が得た情報は正しかった。
情報料は高くついたが、信頼できる情報屋を見つけたと思えば
今回に限っては高くはない。
隠し味としてローリエを入れる事を提案し
家庭のものよりワンランク上のカレーを作り上げた
その結果
皆を喜ばせ、グループに馴染むことに成功した
ローリエは勝利と栄光の象徴、この作戦にはピッタリだったという訳だ。
今の所順調だ、不安も無い
この調子でスパイ活動を続けて行く。
隣のクラスで待っている仲間の為にも
ミスは許されない
待っていてくれ、必ず生きて戻る
架空スパイ日記 男の仕事 @tururira
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。架空スパイ日記の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます