Detective Time:ループⅡ
【ループ2 Last】 ~地下室~
GM:では、一巡して再び地下室に戻った皆様
GM:Kは地下室の木箱に座り込み、何やら年表のようなものを確認していましたが、皆様が戻ってきたのを見ると、手を上げて挨拶しますよ。
弁護士:「よぅ、何かわかったか?」
ピピル:「ずーんってなる具合の事がわかりましたっすね」
ジュディ:「まったく揃いも揃って!ですよ!」
テレス:「何かと言うか、概ね?」
弁護士:「ほう、全貌がつかめたか?」
トビー:「ざっくりと、だな」エグいのが色々見えたよ!
ピピル:「全貌.....本当に全貌かは別にして、なぜどうして、といったものは大体見えましたっす」
弁護士:「よっしゃ、じゃあ事件簿ボードを調整しようぜ」
トビー:「誰がどういう経緯で人殺しに至ったか、っつーのくらいか」ボードチェックタイム
弁護士:「それとも、何か気になることがあれば、俺もアイディアを出すぜ。もしくは…俺が集めた情報を見てみるか?」年表を見せる
ピピル:「....それって、最初の殺人についてもあるっす?」
弁護士:「これは、俺がここへ閉じ込められるまでに調べたダンケルヒル家の年表だ。過去にあった大きな出来事は網羅してあると思うぞ」
ピピル:「拝見させてほしいっす」
ジュディ:「情報があるなら見せてくださいよ」ぐりぐり
弁護士:「ぐりぐりしないで~!?」
トビー:筋力ぐりぐり筋力
ジュディ:ぐりぐりは凝り固まったものをほぐすような気持ちがいいグリグリです
ジュディ:「こちとら死体見学ツアーしてるんですよ」
トビー:「そういやぁ、この男爵家については触りくらいしか聞いてねェな」
テレス:「そうね。なんかこう、余計に気が重くなりそうな気がするけど」
GM:では弁護士さんの情報を証言のところに張るのでお待ち下さい
■□■□■
証言:《簡易年表》
38年前…ダンケルヒル誕生
20年前…開拓事業に従事
15年前…男爵位授与。ダンケルヒル男爵、結婚
12年前…愛娘サラ誕生
7年前…第一妻、病死
2年前…ダンケルヒル男爵、再婚
1年前…ダンケルヒル男爵、病死
現在…事件発生
■□■□■
GM:貼りました!
トビー:あざますあざます
ジュディ:確認!
ピピル:再婚病死RTAやめて
GM:あまりにも早すぎる
テレス:完全に遺産目的ですわ
トビー:再婚病死は定番メニュー
ピピル:「.....七年前。こっちは疑わなくていいんすかね」
テレス:「タイムラグがありすぎるわね」
弁護士:「ぶっちゃけ、サラの母親に関しては無関係だろうな。男爵の死は遠因になってそうだけど、いまの状況からすれば事件の外側だろう」
トビー:「こっち(前妻)の病死は”本当の”病気だったって感じか」
ピピル:「この館にそれ以前に居たのは、執事とメイドだけっすか?」
弁護士:「執事とメイドとシェフと演奏家だな」
ピピル:「.....そこも確認したとして.....」頭を抱えている
トビー:結構みんないるんだよなぁ
ピピル:「そのころから演奏家は多分....」ウウン
テレス:「実際に(野心へ)傾いたのは、夫人が来てからだろうけど」
GM:まぁ、演奏家はともかく、他の人は普通ですからね…(ヤンデレは発症しなければ無害)
トビー:ヤンデレ無害
ピピル:対象が居ないヤンデレって驚くほど無害だよね。ただのイイヤツまである
トビー:ソレナー
GM:ヤンデレを受け止める器がある男性がいる場合もHappy ENDです
ジュディ:ヤンデレは規則正しい生活と運動をさせることで健康的な筋肉を作って健全になるって動画で観たことある
トビー:ケツに直接太陽の光を当てるとメンタルが前向きになると聞いた
弁護士:「そう考えると、やっぱり諸悪の根源は夫人か? こいつがいなけりゃこうはならなかっただろうしな」
トビー:「前々から何かしらやってやろう、と思ってたところに夫人が来たとなればそうなるか」
ピピル:「ピピルが考える限りは、っすけど諸悪の根源とまではいかないっす。ただ凶事の根源であることは夫人は確かだと思うっす」
テレス:「画家と接点あるのも夫人でしょ。で、メイドちゃんと画家のラインも夫人がいなければ成立しない」
ジュディ:「まあ、夫人が来たことでこの屋敷がめちゃくちゃになったのは確かですね」
トビー:「切っ掛けにはなってるよなァ」
弁護士:「しかしここで重要なのは、その諸悪が行動を起こしたのが1年前ってことだ。もしコイツが一番悪いならば、このループは1年前から始まってなきゃならないと思うんだよな」
トビー:「なるほどな? ループの始まりが凶事の始まりからじゃないとおかしい、ってことか」
ピピル:「.....画家が来たのは?」
弁護士:「画家が来たのは1年以内だな。半年くらい前じゃないか? よく知らんが…」
ジュディ:メイド、シェフ、演奏家が同じくらいだったっけ
GM:男爵が居た頃から仕えていますね
トビー:今回のループに入る前は「男爵の1周忌」みたいな導入だったな
GM:YES
テレス:新しい←画家>夫人>それ以外→古いかな?
ジュディ:演奏家は男爵の知り合いっていってたか
トビー:芸術方面にも力入れてたからその絡みで知り合ったんやろなぁと
GM:演奏家は男爵の知り合いですね。ダンケルヒルの芸能産業を高めるために、男爵に雇われてる感じ
ジュディ:演奏家が夫人のこと娼婦っていってるのただの悪口かもしれないんだけど、もしかしたら本当に娼婦で、男爵とひきあわせたのが演奏家だったのかもね
GM:その可能性はもちろんありますね!
トビー:ハァン、なるほど
GM:でも出会ったのは2年前のはずなので、今回の事件とは直接関わらないかな
ジュディ:そっかー
テレス:そもそも弁護士って何で来たんだっけ
GM:弁護士は、ダンケルヒル殺人事件の調査に来ました! 遺産相続とか色々あるので、事件の調査が必要だったみたいです。
トビー:既に事件が起こってるところに来て魔剣の迷宮入りしてしまったと
テレス:その時点で娘ちゃんが生存してたかどうか知りたいな。
ジュディ:弁護士は娘が生きてるんじゃないっていったとき「え!?」ってなってた気がするけど…
GM:弁護士がびっくりしてたのは、どちらかというと娘の反応のほうかな
ジュディ:助けてくれって言葉のほう?
GM:そうそう
ピピル:「弁護士さん」
弁護士:「おう、どうした?」
ピピル:「執事さんの身元って情報あるっすか?」
弁護士:「執事の身元か? わかるぞ。こいつは学校も出てるし、魔術師としての修行も積んだエリートだ。だけど、実家が事業に失敗しちまってな。色々あって風来坊してたみたいだな。そこを、ダンケルヒル男爵に拾われて、長らく仕えているらしい」
ピピル:「いえ、人は老人になる、という言が気になっただけなんすけども、さすがに荒唐無稽すぎたっすね」照れて頬を掻こう
トビー:うーむ 執事は身元が分かってる、画家も演奏家も知名度が結構ある、シェフとメイドもそこそこ長く務めてると。なら、よく分からんのはやっぱ夫人くらいか
テレス:弁護士の持ってる情報だと、娘ちゃんは死亡? 失踪?
GM:訊いてみます?
ジュディ:そうですね
テレス:訊いてみましょう
弁護士:「そうだよな。事件の結果、娘がどうなったか、やっぱり気になるよな? 俺も気になってた。だが、俺の情報では娘は行方不明だ」
トビー:「行方不明か」あの時点ではまぁ一応生きてたけれども
テレス:まって、これまって
ピピル:何かに気づいたな
弁護士:「俺は死体だらけになってるダンケルヒル男爵家の遠戚から依頼を受けて、遺産相続やらなんやらの調査の為にここへ来た。その時点で、娘は行方知れずだったんだよ」
テレス:娘にとって都合のいい現実を見せられてたらどうする???
トビー:ヒエッ
ピピル:もしかしてアフタージェノサイド…?
トビー:「他は全員”ちゃんと”死んでたが、娘だけは生死も不明でどこに行ったかもわからなかった、っつーことか」
弁護士:「そういうことだ」
ジュディ:「…まぁ、この繰り返しの中ではあの子だけ、私たちも死んだ姿はみてませんね」
トビー:娘がきっかけになってる感アリか~
弁護士:「だから、ピピルの言う通り、死んでないのかも知れない。ずっと、この迷宮に囚われ続けてるのかもしれない」
テレス:「今見てきたものを信じるなら、娘ちゃんは魔剣に取り込まれたと考えるのが分かり易くはあるけど」
ジュディ:魔剣の所有者になってるなら(取り込まれてるとかもあるかもだけど)そういうのもあるかもしれないけど、見せられた情報から答えは出していいとは思う…かな
テレス:「囚われる理由があるとすれば、魔剣の所有格が消失したから……?」まあ普通に普通のシナリオなら見たままから答えていいよね(※普通とはなんだ…?)
ジュディ:「男爵がもともとの所有者で、所有者がいなくなったことで暴走したとかそういう…?」
弁護士:「ああ、俺の見立てでは、魔剣の所有者は男爵本人だ。本人が死んで1年、所有者無しで放置されてた魔剣が何らかの影響を受けて迷宮を作った、というのが俺の推測だな」
ジュディ:話もしてた気がするね。
トビー:魔剣ってのは厄介なもんだなぁ!
ピピル:やはり剣は滅ぼすべきでは...?
GM:持ち主のいない魔剣を放置するな…!
ジュディ:抱えて寝ろって要望か…?
テレス:「しょうもない話だけど、魔剣が人に影響を及ぼして事件を起こさせた可能性は?」
弁護士:「第一剣の神々の魔剣が、そんなことするか?」
テレス:「こっちはそんな神様すら聞いたことないんだけど?」
弁護士:「ああ、それもそうか…」
テレス:誰それ? 歌? 外人? となりがち
トビー:カオル敵視のエルピュセ剣な~。カオルは悪。
ジュディ:でも私、あの教団の偉い人ほど寝てられて下っ端はそれを支えるために眠れないってのが悲しくて好きだよ。どこでも偉い奴だけがいい思いをする。(カオルルウプテ教団の話)
トビー:めちゃくちゃざっくりとあっちの大陸じゃそこそこ有名な神様らしいよみたいな話をするのやもしれん(まあ下っ端の知ってる上辺情報であろう)
GM:一応確認として、隣の大陸ではそういう感じで伝わってる神様だよ! という情報はすでにエントランスで入手済みですね
テレス:まあそれはそうなので信じるほかないんだけどさ!
ピピル:「ん、んー、ちょっとKさん」
弁護士:「なんだなんだ?」
ピピル:「同じく魔剣の解決法も伝えられてるっす?」
弁護士:「魔剣の解決方法って…?」
ピピル:「全容を暴けに連なる三つの条件っす」
弁護士:「この迷宮に関しちゃ、最初に響いてきた問いが解決方法の全てだろうな。他の魔剣の迷宮は、魔剣が呼んだ魔物とかを倒すらしいが…」
ピピル:「それがいかなる条件で解決するかも不明なんすよね。このループの終わりに正解を得る、も答えかわからないと。全容を暴いても正解の音すら鳴らないんすよね」
弁護士:「そこまでサービスがいいかはわからんが…」(正解なら音が鳴る)
弁護士:「お前の知りたい答えの条件…ってやつのヒントになるかどうかはわからないが、問題の傾向っていうのはあると思うぞ。1と2の問いは独立していると思う。全容を調べた上で最も罪の重いやつを示せってわけじゃないだろう。連立した問いは2と3だけだ」
ジュディ:「検めるって、確かめるって意味と、悪いものを正すって意味がありますので、後者の意味ですと止めるなりなんなりできるんですかね。これまでの感じだと介入、できてませんでしたけど」
弁護士:「検めるって、検証するって意味もあるようだぜ。まぁ、要するに、何が悪かったか教えろってことかな」
ジュディ:「見てて自分の答えは出た上で他人を巻き込んで問答につき合わせるってなかなかいい性格してますよね」
トビー:「今は2回見たところで出てくるモンしか出てこねえな」ざっくりした”悪かったこと”くらい
テレス:「だからループ起点に意味があるって線で考えてるんだよね」
弁護士:「そうだな…。そもそも、何を悪とするのか…ってのは、たしかに疑問だ。一体何が基準なんだ? 魔剣に法律の心得があるとでも?」
ジュディ:「思考の基準になっている誰かがいるみたいな言い方ですね」
弁護士:「俺はいると思うぜ。罪を推し量るやつがな」
ピピル:「!? 魔剣の所有者っす....? そして所有者は.....男爵? いや、一年ブランクがあるんすよね。ウウン....」悩んでいる
ジュディ:「でも持ち主だった男爵はもう死んでるんですよね?」
トビー:「魔剣の考えに所有者が絡んでくるか?」悩
弁護士:「ああ。先も言ったが、所有者が居ないから魔剣の迷宮になってるわけだ。ならば、魔剣に方向性を与えるものは何か? 誰の判断で罪を裁量している?」
ジュディ:「その間に誰かが所有者を得ていたと? もしくは、このループが始まる日に誰かが剣を手にしたとか…?」」
ピピル:「善悪の判断がつかない愛娘? 娘じゃないとするなら、最後に剣を使った執事っす?」
テレス:やっぱりこれ都合の良し悪しはともかく愛娘視点説つよない?
ジュディ:そうですね。私たちの観測した範囲だと…
トビー:「愛娘から見て」はある気がしますねぇ
ピピル:「何か抜け道.....ないっすかね」男爵説 執事説 娘説 弁護士説考えたけど、どれも確信はもてないなぁ。GMー!
GM:はーい
ピピル:次回に行く前に最後にちょっとだけ質問があるんだけど
GM:なんだね?
ピピル:魔剣って魔剣の迷宮内(ここ)のエントランスで観測されてる? 描写見落としてたらすまんのだけど
GM:魔剣は必ずエントランスにありますね。ピカピカ光ってます。最終的には執事に持ち出されるわけですが。あ、皆さんは魔剣に干渉できないですね。すり抜けちゃいます。
テレス:ループ開始前にメイドから説明あったものと同一でいいんだよね?
GM:同一です
ピピル:んん、執事説がちょっとだけ上に出てきた
トビー:執事が最後に触ってた(娘は直近で触れたのみ)と
GM:何度も言うように、”持ち主がいないから”魔剣の迷宮が生成されています。持ち主を選ぶために。
トビー:次の持ち主~!
テレス:事件描写が第三者視点であることからも、持主不在はとりあえず是とみていいとは思うけど
ジュディ:確かに持ち主を選んだなら迷宮は消えてそうな気もするけど…
テレス:判断基準をどこから取ってくるのが正解なのかって話だよね
トビー:今のところそこに話が行きますよね
ピピル:そそ
ジュディ:そうですねぇ
GM:最も罪深いって、一体誰が判断してんだよ??? って話ですね
テレス:男爵、執事、娘が今んとこ候補ではある
ピピル:人ベースで考えない方がよさそう?
トビー:何をもってして罪深いと誰が判断するのか…オオン
ピピル:でも善悪なんて人ベースじゃないと思考すら不可能だよなぁ
トビー:深いぜ
テレス:今んとこ一番悪い奴はわからんが、一番悪くない奴ならわかるぞ。描写を信じる限りは娘ちゃんだ
ピピル:描写を信じる限りなら。誰にも手を出してない
ジュディ:誰も殺してないものな
トビー:娘無罪
ジュディ:ただ、魔剣の神様からすると何もしないを嫌うみたいだから、悪を放置してお前はなにもしなかったな?みたいに思われてたら好かれてないかもしれないとかは思ったりね
トビー:あ~、魔剣から”は”嫌われてる可能性
ジュディ:まぁ、魔剣にそういうのがあるかはわからんけど! でも所有者を"選ぶ"ってことは選ぶ何かしか基準もある気がして
弁護士:「もう一つ、俺は気になることがある」
ピピル:「....なんでしょう?」
弁護士:「お前達、愛娘の部屋で、帳簿と毒薬を見つけたって言ったな? 何で愛娘がそんな物を持ってると思う?」
ピピル:「っすね.....」
トビー:「そこは全然検討ついてねえな、俺の中では」
テレス:「消去法でシェフの横流しって話になったと思うけど」
弁護士:「執事のレポートを見ると、執事は帳簿が無くって夫人の調査に苦労したみたいじゃないか」
ジュディ:「正直、私はよくわからないです。父親を殺したような品物を持っていたいと思わない気がしますし」
テレス:「そうね。娘がこれを持っている以上、娘は執事を全く信用していない」
ピピル:「.....もしや、っすけど一番惨劇を回避しようとしてた...?」
弁護士:「もし毒薬が見つかってれば、執事は男爵の遺体を調べる必要もなかった」
ピピル:「当てずっぽうなんすけど、これが起きることを知ってた...?」
テレス:「遠からずそうなるとは思ってたんじゃない?」
弁護士:「男爵殺しの証拠を、何で全部娘が握ってんだ…? こいつ、何をしたかったんだ?」
トビー:「毒薬と帳簿絡みで、誰がどう動くかまで娘が頭回して考えたかもしれないのか」
ピピル:「.....」ちょっと衝撃を受けたようにくらくらしてよう
ジュディ:「まぁ、正直証拠を持ってたら、私はそいつが犯人じゃないかって思いますが、父娘には確執とかあったんですかね。でも父親自分で殺してたら母親憎むのもわけわかんねーですしね」
ピピル:娘ちゃん再婚相手のマッマ好きだったんじゃねぇかねぇ
トビー:思春期の親子喧嘩(激
ピピル:もしくはストレートにぶっころしてるか
ジュディ:二人目のマッマのほうが父親よりは好きだったけど、やっぱ嫌いだわ(クルー)
テレス:「じゃあ、ちょっと雑すぎるけどこれ全部娘視点と仮定して、この中で信頼できる人、いる? 私なら誰も頼れないかな」
ピピル:「シェフ.....は父の殺害に加担してるから…」
弁護士:「愛娘から見て、執事のことは信頼してたんじゃないか? 執事は穏便に部屋から娘を出してただろ? 執事も世話を焼いてたし、そもそも、娘を思って自害したみたいだしな」
ピピル:「夫人は当事者。画家はその愛人。メイドは画家に夢中。演奏家は....」
テレス:「証拠握り続けた時点でその線はないわよ」
ジュディ:「でも執事も夫人には逆らいはしてませんよね。娘からしたら、自分の味方とは思えないかもですね。多少ほかよりはマシ だったかもですが」
テレス:「仮にそうだとしたら、情報の辻褄が合わない」
トビー:「家の中で自分ひとりだけだと思ってたんなら相当居心地悪いだろうな」
テレス:「いや、娘が証拠を握り続けた別の理由が見つかれば、撤回できるけど…」
ジュディ:「まぁ、結果的に娘からして執事が自分の味方だと感じられたのは執事が死ぬ瞬間と言う可能性はありますよね」
テレス:「それが視点漏れなのか未発見なのかは確証が持てないわ」
弁護士:「娘が証拠を隠匿していた、っていうのはそうかもしれんな。結果からすれば、だが」
トビー:「完全に全体を見てるわけでもないしな、ここまで来てるが」
ジュディ:「話が聞ければいいのに、不便ですね!!!」
弁護士:「いや、被害者連中から記憶の一部をほじり出すことはできるぞ?」
ジュディ:「どういうことです?」
弁護士:「オブジェクトリーディングっていうか、相手と”重なる”ことで、そいつの記憶や感情を読み取ることはできるぞ」
GM:これは、証言系の情報の入手方法ですね。
ジュディ:「それをなんで最初に言わないんですか!!?」ぐりぐる
テレス:これは巴投げ案件ですわ
ジュディ:高い高いして恐怖を与えよう
トビー:面白そうなことが出来るね!
ピピル:とりあえずトビーで試してみよって言わないの誉めて欲しい
トビー:えらい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ピピル:流れてくる夫婦の愛の日常!!! えもい!!!!!!!
トビー:えもい!!!!!
ジュディ:夫婦の愛の日常なんか11歳が見ていいんですか? 知りませんよ。捕まっても!
弁護士:「ぐりぐりやめてぇ、高い高いやめてぇ」
ジュディ:天井が怖いか!!
ピピル:「こやつめ!棒で叩くっす棒で!」てしてし
トビー:「そんなこと出来るのか…とんでもねェな」
弁護士:「ちなみに”かなりきつい”ぞ…」
テレス:「でしょうよ!」
トビー:「精神的にはかなり負担かかりそうだな」
ジュディ:「何がきついのか知りませんが、正直娘については何考えているのかサッパリですし。そもそもジュディはここまでマスターに吐き気を催させた事件に怒っていますからね。ちゃんと確かめてやりたいですよ」
弁護士:「そういえば、実は娘が生きてるかどうかって結局調べてないのか?」
トビー:「表情もそこまで変わらなけりゃ話もしてないしなぁ、娘」
ピピル:「ピピル三週目ぐらいからは大丈夫っすから.....タッチしてみるっす?」
弁護士:「生きてるなら、俺達と同じようにループしてるだろうし…何か反応あると思うんだが。直接部屋を尋ねてみたか?」
ピピル:「ン? 部屋に行けばタッチできるんすかね?」
ジュディ:「…接触してみろってことですか」
弁護士:「俺たちにとっての地下室が、愛娘にとっての自分の部屋なのかもしれんしな」
ジュディ:「そういう意味では、演奏家が尋ねるまで部屋にいるあの子に接触するチャンスは大いにありそうですね」
トビー:「そういうこともあるか…あるのか? まあやってみる価値はありそうだな」
ジュディ:「集められる情報は概ね集めましたし、やって見る価値はあるかと思います。調べてないのは、画家のお部屋くらいです?」
トビー:「あの部屋は調べ切ってない気がするな、他に何かありそうというか」初手探索ミス
ピピル:「バグ技じみてるっすけど地下室探っても何も出ないすよね」
弁護士:「でかいネズミならいたぞ」
ジュディ:「ネズミを殺しても、もうこの屋敷の人に感謝されないですからね」
ピピル:「執事の爆撃受けてるって言うアレ...」
テレス:「ねずみ基準…ナイナイ」
トビー:「ネズミは…何も関係ないだろうな! 流石に!」
■□■□■
推理が盛り上がり、2日目も終了。
事件の全容はかなり見えてきたようだが、まだ、答えを出すには情報が足りないようだった。
様々な推理を重ねながら、冒険者達は真相に迫っていく…。
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