自主企画に参加いただきありがとうございました。
自分というものを説明するように淡々と述べていく様子、フランツ・カフカの作品が頭によぎりました。
自分を俯瞰的に眺めて生きてきたから、こうしてこれから死ぬ自分を他人のように眺めていられるのでしょうね。
自分が死ぬ日はどんな天気なんだろう。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。
カフカの作品も、奇妙な離人感がありますね。それには及ばないですけど、自分なりに、他人のように感じる自分を描いてみました。
晴れでも、雨でも、曇りでも、それはそれでいいな、なんて死ぬときに思えたら、いいのですが。
コメント、ありがとうございました。
メタ認知のような「すでにしんだぼく」が「これからしぬぼく」を、ながめている。止めることも無く何かを変えることもなく。死は絶対的であがきようの無いものであると同時に強いあきらめを感じるのです。さようなら、と見送ったあと2人はどうなるのでしょう
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。自分の人生なのに他人事みたいだな、という感覚に陥ることがよくあるので、その感覚を死まで延長させてみました。死ぬときは自分として死にたい気もしますが、死ぬときも他人事みたいだったらどうしよう、などと考えています。自分と完全に別れて死んで、その後どうなるかは、神のみぞ知るのか、神も知らないのか。死ぬって本当に不思議です。