第5話
外を飛ぶのはとても気持ちが良かった・・・
飛行機やヘリコプターなどの機械を使うわけでもなく、更にはパラグライダーやパラシュート、気球などで空を舞っている訳では無い。
自分の体一つで空を舞っているのだ。少々テンションが上がりすぎて夢中で空を飛び回っていたら季節は夏だと言うのに寒くなってきてしまった。知らぬ間にかなりの上空まで上がって来てしまっていた。
通りで寒いわけである。上空に行けば行くほど夏でも気温は低くなる。舞空術を手に入れたとはいえそれだけなのである。体質までは何も変わっていないから普通の人と変わらないので、そりゃ調子に乗って上空に行き過ぎると寒いわけである。当然だが心なしか空気も少し薄いと思えてきた。数百メートル下に旅客機が飛んでいた・・・俺はとりあえず旅客機よりも下を飛ぼうと決めて下に向かった・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます