リア充
「あー」
下敷きで涼みながら隣の席のヤツが言う。
「リア充になりてえ」
「彼女作ったら?」
「……簡単に言うなよ。あー! 青春したい!」
「じゃあさ。私と付き合う?」
「ばっ! そういうのは好きなヤツに言え!」
乱暴に下敷きを仰ぐ。
「あー暑い!」
なんて言う顔は真っ赤で。
――ねえ、好きになったかも。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます