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くも

第1話

遅刻かもしれない。

俺は今布団の中に居る。目が覚めて携帯みて時間確認したところだ。今の時間は9時10分か、

これは遅刻だ。


おっと自己紹介が遅れたな。俺は普通の高校に通う普通の男子高校生だ。よし、これでいい。


「よくなーーーい」

あぎゃ。

俺の頭の上に犬が乗ってきた。この犬はよく分からないがしゃべる。家に帰ったら布団の上に座ってた。居候犬だ。

「たく、お前の自己紹介適当過ぎだ。まぁいい」

いいのかい。

まぁ基本的に出てくる人物は俺とこいつだ。よし、学校行くか。


「よーし居候犬。飛べ」

「しょーがないな、ジャーキーで許してやる」

ふっ、チョロいな


到着

「犬よくやった。もう帰ってよし。」

やっと解放された。犬だからって雑に扱いやがって。それでは見張りでもするか。まぁへましないとは思うがな。


なんとか2時限目には間に合った。人と話すのは疲れる。魔法使いたいなー。でも、犬見てるし。あーあ、つまんないな

よし、トイレ行くか。


おっと、寝てしまったか、、、よし帰ろう。


「おーーい。いぬーーどこだ」

「下だ」

「いたいた。家までおぶれ」


相変わらず乗り心地抜群だ。ようやく家に着いた。家に着いたから魔法使っても怒られないよな。

「よし、使うか。」

「使い過ぎも良くないぞ」

分かってるよそれくらい。


もう誰も傷つけたくない。

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