高嶺の花を認めない。
でれまち㌘
高嶺の花を認めない。rainy moment - さみしい ブログ
容姿端麗で頭脳明晰、人を惹きつけるオーラ。人当たりがよく誰にでも優しい。
きっとそのような女性がいたとするならば、
多くの人はその女性のことを高嶺の花
と呼ぶのだろう。
皆がその女性を魅入り、近づきたいと考えるが、
それが出来ずにその高嶺の花と自分を比べ、近づくことは出来ないと諦める。
女性の場合であると高嶺の花を際立たせるための、
安い花になりたくないなと思い、高嶺の花に近づかないものもいるだろう。
他にも様々な嫌がらせや妬みの感情をぶつけてくる人もいるだろう。
こと日本において、良いことであれ、悪いことであれ、
目立つという行為は集団の統一感を乱す行為として特別な扱い方をされるのだ。
出る釘は打たれる。良く聞く言葉だが、高嶺の花ももちろん例外ではない。
しかし高嶺の花はそのような障害、妨害も跳ね除けて咲き誇っているのだ。
だから美しいと感じるのだろう。
しかし、みんなに聞きたい、高嶺の花はどこにいるのか?
多くの人にとっての高嶺の花ではなく、あなたが思う高嶺の花でいい。
いるはずがない。
私は高嶺の花とは、多くの人の理想を繋ぎ合わせた理想の集合体にすぎないと考える。
それはあなたが思う高嶺の花も同様だ。
あなたの思い込みでしかない。
つまり実在しないと思っている。
そう言い切れる。
なぜならは高嶺の花はカリスマであり、
カリスマは孤高であるから真実を知るものなどいないからである。
もしも、高嶺の花が存在するとしたら、とても
さみしい。
高嶺の花を認めない。 でれまち㌘ @dele_gram_mati
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます