第24話 禍受体質なおふたり
なぜか、災難が起きた時に必ずと言っていい程とばっちりを喰らう気の毒な類いのヒトだ。原因は、単なる偶然か、自業自得か、因果応報か、はたまた運命か?
そんな災禍の星の元に生きる二人がいた。
ボーイッシュな
ゆるふわな
いつも一緒なふたりは、いつも一緒に何かしらの騒動・事件に巻き込まれる。逃げ惑う群衆の中にもまれていたり、時にはその中心になぜか紛れていたりと、その巻き込まれ方も様々で、いつしかそれが惰性となってきた頃には、自らの命運を嘆くよりも、手早く切り抜ける手段を思考するようになっていた。
世界そのものが、
勿論、ふたりもそのバカ騒ぎに飲まれることになるのだが、世界全てが自分達と似た状況になったことに、ある種の愉楽を感じいたりしていた。
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