第4話 自己採点を終えて(1番荒れて病んだ時)
苦しい
胸が、息がくるしい。吐き出し方を忘れたみたいに、苦しい、つらい
なぜ、どうして。分からない。やった、出来たつもりだった、少なくとも、やれる事はやったと、これがそのザマか、その結果か、私のやれる事はそれか
嗚呼、世界史。どうして、どうして。直前でも6割半ばは行けてたじゃないか。7割も狙えたはずなのに。どうして、もっと低いかもしれない54点。足し算したらそれ以下だったらどうしよう、やり直せない。やり直したくない。怖い。
数学はまだ諦めもつく。ありえた未来だ。でも、それを補うが為の世界史だったのに。生物基礎だって、何故そこまで間違う。分からない。泣きそうだ。喉が痛い。でもまだ泣けない、
理科も、もう少し。もう少しだった。そしたらまだ穏やかだったんだ。伸びるはずの科目、伸ばそうと頑張ったはずの科目。
共通になったから平均さがる? 望みある? 分からない。期待できない。
二次で頑張るか、そうか、本当に?
得意な国語と英語だから、4割取れれば良いとか言うところで6割とったら希望ある?
取れる?
わからない
ご飯食べれない、部屋に篭りたい、1時間でいいから
苦しい
辛い
苦しい
秋に受けたやつ、130だったじゃん。200は取らなきゃいかんのよ、できるの?
B大に行く? 許される? 1人? 寂しいよ、つらいよ無理だ
20日まで何したらいいの、20にならないでお願い、三者面談が怖い
辛い
苦しい
責められるのがこわい
土日の様子とか言われる、絶対に
こわい、つらい、いやだ、逃げたい
泣いたら少し落ち着いた
ブサイク
目が重い
ひょぼひょぼする
2日経ったかな。今日父さんと話す
とりあえず、今の状態だとB大かも
一つ一つ整理していこう。まずは共通から
私の当日の手応え的に、数学2Bでしくった気がしていた。かなりの痛手だろうけど、理科や社会で7割行けば、まだ冒険するチャンスあり。
そう思ってた。やれる事はやったつもりだったし。
そして結果。数学は想像より低かったけど、想定し得た結果。
予想外が歴史と生物。7割は行くだろうと思っていたから、少なくとも世界史は。だから冒険が大冒険となってしまう。
ここで血の気を失った。
ただ、こうやって頭を整理していくと、どちらにせよA大は苦労するだろうな、って予想が自分にはついていた様だ。
去年の合格最低点に少し足りない。A大は。B大は大丈夫。
二次で挽回出来るかもしれないけど、その為には過去問を解かないと話にならない。父さんと話す前に、一回分でも解いておきたい。
B大はまだ過去問がきてない。明日かな。科目は同じ。
じゃあB大とA大、どちらが心惹かれるのか、そこを考えよう。家についてから、今はバスだ。もうすぐおりる。
————
第一志望のA大に出すには低すぎた合計点
苦手な数学補うために、理科・社会で稼ぐ予定が失敗
特に、自己採点一発目で世界史をやったので、一度トイレに逃げるほどの大ダメージ。一瞬貧血になったのを覚えてる。
後に親に「0点でも取ったかと思った」と言われた程分かりやすかったらしい
ただでさえ、二次試験で200点とか必要なのに、秋のオープン模試は130だったじゃないか。挽回しようにも無茶だ……との嘆き
20日に三者面談があって怯えてた
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