第8話 神獣の話をしよう
ある世界には、消された歴史があるというが、
その最たるものが神獣である。
世界に8体存在が確認されたそれらは、
種別・形態に差異はあるが、全てに共通するのが山の如きその巨躯であり、遠目からは山脈が浮いているか這いずっているように錯覚する程である。
世界の創りはじめから生き続けているが、生殖・排泄等の代謝活動は一切確認されず、摂取しているのは空気と大気中の水分のみ。
一歩踏み出すまでに季節が移ろってしまうモノもいれば、永久的に空を泳ぎ続けているモノもいる。
物理的、構造的にも生物として成立しえない矛盾を有しており、これの解明に乗り出し力尽きる科学者、単に
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