紙飛行機

休み時間、配られたプリントを紙飛行機にして遊んでいた。

「あっ、やべ」

紙飛行機は換気中の窓からの風で向きを変えて、読書中の彼女の元へ飛んで行った。

「えっ、びっくりしたー、もう!」

怒ってこちらを見る彼女。

彼女は紙に何かを書いてこちらに飛ばしてくれた。

『今日一緒に帰ろ』

絶対キュンとしたじゃん。

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