平和な世界にするため、私は魔王に会いに行きます!!

月夜見

1、初めの試練

「お主は魔王を倒すために勇者になるのじゃ」

「えっ、、、」

意味が分からなかった。だって私はみんなと違って魔法が使えなくって役に立たないから

「でも、、私はなにも出来ませんよ?魔法もみんなと違って出来ないし」

「勇者は魔法を使わないのじゃ」

「えっ?」

勇者は魔法を使わない、、、それなら私も出来るのかな?

「勇者の話は知っているか?」

私は静かに首を横に振った

「そうか、そうかじゃ話してやろう、、、」

「昔とある村に魔法も使えない子がいました。その子は村の人から軽蔑され殴られ地獄の様な毎日でした。ある日その子の前に神様が現れたそうじゃ神様は君は特別だ、、、この村を救えば英雄になれるだろうと言いましたその子はみんなに好かれるために勇者となり村を救ったのじゃ」

「その後はどうなったのですか?」

私は気になったとても英雄になれたのかな

その事しか頭になかった何故か

「ん〜そうじゃのエンドが2つあるのじゃ

1つは英雄となって村の人気者になった、、2つめは、、、残念な事になれなかったそして心が耐えきれず死んでしまった。」

死んでしまった。私は心の深くから願った2つめのエンドが嘘でありますように、、、と

私は勇者になるか迷ったでも村の1つは達は私が魔法使えなくても軽蔑とかしなかった。私は優しくしてくれたみんなを救いたい!

「私勇者になります!」

「そうか まず力試しじゃの娘の大切なネックレスがモウスター奪われてしまった。取り返して欲しいのじゃ」

「はい!」

私はそう言って森へ走っていった






「うーん 森でいいのかなモウスターと言ったら森みたいなイメージがあったから森に来たけど」

私はキョロキョロと辺りを見回した。

ガサ

「!!」

ガサガサ

「だっ誰!?」

草むらの方から聞こえてくる正直に言うと怖いモウスターがどんな見た目かわからないから。

ガサガサガサガサ

「!!」

「えっ?モウスターってコレ?」

思ったより可愛い見た目。スライムみたいな

「あっ倒さなきゃ ごめんなさい」

良かった見た目も可愛かったし初めてのバトルで勝てたし。相手が弱かったってのもあるかも

ガサガサガサガサガサガサ

次はさっきよりも大きい音がなっている

「ぐわぁぁぁぁぁ」

「コレ、ゴーレム?えーと」

ゴーレムがユキナ様のネックレスを持っているのに気づきた

「あっそれ返して」

見た目はさっきと一緒で可愛かった。

無事にネックレスも返ってきた。

「わぁ凄い!」

「凄いね魔法も使ってないのにどうやってやったの?」

「えーと」

私が困っている表情をすると

「あっそっかごめんねグイグイ来て昔からの癖あとうちの名前はライナって言うのライナ・アイリスよろしくね」

「私はナラ よろしくね」

私はライナと一緒にユキナ様のお城へ向かった




「よくやった」

「ありがとうっ!」

「あの〜お願いが私も魔王に会いに行きたいの」

魔王?私はキョトンとしていた。ライナは魔王を倒しに行くの?っという顔で見ている。

「えっ魔王?」

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