クッソ放置してたら唐突に思い出した話
実に久々の投稿になる。
前回が4月14日の投稿ということで、完全に2回目の車両事故に遭った日で更新が止まっていた訳だが、無事にそちらの方は決着し、購入したばかりの中古車はめでたくひと月で全損した。(実に早いタイミングでの全損だった)
なお、未だに1回目の交通事故の問題は完全に決着した訳では無い模様。これはマジで全部終わる頃には半年経ってそうな予感がしている。
それで、まぁ完全に放置していた訳だが、別に忘れた訳でも飽きた訳でもないが何か書く気は起こらなかった(ダメ人間モードに入ってた)ので書く内容は何か無いだろうかとは考えるし、何なら書くネタも思いつくんだけど単に書かない期間が異常に長かったという話である。
それでようやっと書き始めた訳だが、今回もまぁ10年くらい前の話である。
当時の私は就職活動の真っ最中で、就職活動(に限った話でもないが)においてやはり身だしなみは大事だろうと、ちょっと遠い場所にある良い感じの理容院で髪を切ったり髭を剃ったりして貰っていた。
それで、その店に初入店した日その店の主が「どんな髪型にしましょうか」等と言いながら私の頭を観察して「あぁ、これは酷い」「誰に切って貰ったの?ウチじゃこんな風にはしないなあ」なんて言ったりする。
当時の私はこれを言われたのが初めての事だったものだから結構衝撃だったのだが、社会人になって生活する場が変わっていく過程で何回か同様の事を言われる機会があったので、理容師皆がそうではないがたまにそういう人にも当たるんだなぁと思っている。
さて、これを言われた私は反応に困って愛想笑い等をしたものの、内心「あえて1回見ず知らずの同業者を落とす必要性はよう分からんが、自分の仕事にちゃんとした矜持を持っている人のようだ。良い仕事するんだろうなぁ(半信半疑)」等と思った。
これで酷い腕前だったらどうしてくれようか……等と考えたりはしたが、そこはしっかり矜持に見合った腕を奮って、素晴らしい仕事をして頂いたので、私はそれからというもの就職活動が終わるまで散髪に行く時はその店に通う事になったのである。
で、この話は何なのかって言うと、「他人を1回あえて落とす必要性は何なのか」って所である。この話で言えば、「この理容院の店主と過去に私の散髪を担当した人間は別に何の関係も無いのだからそんな事態々言わなくたって良くない?」である。何だったらよく通う店の理容師とか散髪に行く間に会話とかして仲良くなったりするケースだってある訳だから、そういう人を悪く言われて気分を害する人もいるんじゃない?知らんけどって思ったりとか。まぁ、その時点で私は特に思い入れのある店に通ってたという訳ではないし、親しい理容師にお世話になっていた訳ではなかったのでそこら辺で気分を害したという訳ではない。
ところで、この店主には息子がいて店の従業員として働いていた。今も働いているかは知らないが、私は店主に散髪をして貰った数回を除けば専らこの息子に散髪を担当して貰ったりしていた。
ここまで言ったら、勘の良い人は気付いたかも知れない。店主の息子に散髪をして貰ってから数週間後に散髪に行ったある日、息子は休日か休憩か店におらず店主だけが店で客が来るのを待っていた様子だった。
私が椅子に座ると、店主は私の頭をまじまじと見て「あぁ、これは酷い」「誰に切って貰ったの?ウチじゃこんな風にはしないなあ」と言ったのである。
私はつい愛想笑いで流してしまったが、ここで「すいませんお宅の息子さんが…」とか言ったらどんな顔をしたのだろうか、等と帰りの道中思ったりした。
まぁ、兎に角気まずいなこれぇ…ってなっちゃうからそういうの程々にしてくれると助かるなぁが正直な所である。誰を気まずくさせとんねん。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます