弱者転生〜最強になるために今日も頑張ります!

ぽん。

第1話 俺 転生!

突然だが俺は今困ってることに見知らぬ所にいる、辺り一面を見渡すかぎり見にうつるのは見た事のない木や草しかない


「おいおいここは一体どこなんだよ!」


俺が大声で叫んでも当然誰からも反応はなかった。

「ふざけるなよここ何処だよ.. たしか俺数時間前まで親友にやけ酒に付き合ってもらってたのによ」

俺がブツブツ言いながらそんな事を考えていると違和感を感じた


「あれ?そういえばなんで俺は親友にやけ酒につきあってもらってたんだ?まてよ、まず親友って誰だ名前はなんだ?クソおもいだせねぇ...」


俺は疑問に思ったがまずは自分の身を優先してこの疑問は後回しにした


「わりぃな親友 ここから出たら必ず思い出すからよだから今はちょいと待っててくれ」


俺はまずこの先の方針について考えた

「まずはこの森を抜けて人の住んでる所に行きここが何処なのかを知りあわよくば俺の住んでる町の近くまで案内してもらうっと・・・ふっw言葉で言うのは簡単だな」


鼻で笑いながら言ってると突然


「キエェェェエェェ!」


「!?何だこの鳴き声は」

俺はこの鳴き声の元に向かって全力ではしった


「な・・・なんだよあれ」


鳴き声の元に着くと俺は目の前の光景を見て一瞬体が固まったが、すぐに我に返り近くにある茂みにかくれた


目の前には五頭の大きな狼に一匹の小さな羽の生えた黒い蜥蜴が戦っていた、いや・・・これを戦いとは言えないこれは命をかけた殺し合いをしていた 俺はその光景を生唾を呑みながら見ていた


「ガルルッ!ガオ!!」

一頭の狼が蜥蜴に向かって猛突進してきた、しかし

蜥蜴は避ける素振りもせず向かって来た狼を尻尾でなぎ飛ばし一撃で絶命させた


それを見た狼たちは一頭で立ち向かうのではなく集団で蜥蜴に攻撃を仕掛けにいった


「キエェェェエエエエエエーーー!!」

蜥蜴が雄叫びを上げると目にも留まらぬ速さで一頭の狼の頭を噛み砕きもう一頭の狼のお腹を爪で引き裂いた


一瞬にして三頭の狼を絶命させた蜥蜴に残りの二頭の狼は鳴きながら森の奥へと逃げていった


蜥蜴は先程殺した狼の肉を食べていた

俺はそれを見て


(吐きそう・・・もう無理だこれ以上見ていたら本当に吐いてしまうからここから離れよう)


俺はその場から離れようとした時、蜥蜴がこっちの方を見てきた


(ま、まさかバレたか!?)

俺は早くなった心臓の鼓動音が漏れないように必死に胸を抑えた


しばらくすると蜥蜴はまた狼の肉を食べ始めた


「はぁ・・・」


俺は一息吐いてその場から去った

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