異世界生物図鑑【転生したのが錬金術が完成した世界で....】

双葉リンネ

第1話 レビットキャット

ある異世界の街から少し離れたところに彼は住んでいた。

彼は、暖炉に薪を焚べながらのんびりとした余生をこの家で暮らしていた。

その側には、体長50センチくらいの獣が寄り添っていた。

これがレビットキャットである。


【レビットキャット】

ネコ科の獣で最大体長50〜60センチになる。

人と共に暮らすこの獣を(レビットキャット)と呼び、野生で暮らし人などを襲う凶暴な獣を(キラーキャット)と呼ぶ。

外見の特徴は、尻尾が2本生えており全身を短い毛で覆われている。毛の色は主に黒が多く黒き魔女の使いとも呼ばれている。

キラーキャットは、野生化で毒鳥のフリッパーを食べているため毛や爪に毒を持っている個体が多いため襲われた場合には解毒が必要となる。

その毒の毛や爪は錬金術の材料として高級品として扱われていることが多い。

また、ごく稀に大型のレビットキャットが確認されることがある。大型のレビットキャットは進化個体とされていてレビットタイガーと呼ばれることが多い。

神話級のレビットキャット種はグラッドレッサーというものが存在する。


【進化個体図】

レビットキャット=キラーキャット(※毒属性)

(飼育化の個体) (野生化の個体)

   ↓        ↓

飼育化では進化不可 レビットタイガー

            ↓

          グラッドタイガー

            ↓

          レビットレッサー

            ↓

          グラッドレッサー


レビットキャットの人工進化の錬金術による進化は可能。

帝国では、生物兵器として使われている。


レビットキャット レビットタイガー

   ↓ ↓

キメラキャット  キメラタイガー



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