第72話
「今日は、ダンジョンに潜るぞー」
「「「おー!」」」
何故かって?ダンジョンからモンスターが溢れ出たから迎撃とかはしていたけど、肝心なダンジョンに潜ってないじゃんと気づいたので潜ることにした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
思ってたよりひんやりしていて涼しかった。
今潜っているのはドラゴン系統がよく出るダンジョンだ。
「あっ、前からワイバーンですね」
パンッ
ワイバーンをすぐ仕留めた。
ダンジョンに潜って幾つかわかった事がある。それは倒したモンスターは消えてしまうという事。何故かは分からない。
「にしても、すぐ終わりますね」
「そうだな。まぁいざとなったらバルもいるわけだし」
「安心するのじゃ」
そうして俺たちはさくさくと進み、どうやら次の層が最下層らしい。
「ここが、最後の部屋だってよ」
「気を引き締めていきましょう!」
ギイィィ…と大きな扉を開けた。するとそこにいたのは、大きな竜だった。
『貴様らが次の挑戦者か…』
頭の中に話しかけてきた。これ苦手なんだよな…便利だけど。
『我はギライル。重力を司るドラゴン』
なんか簡単に教えていいのかな?
「お主、妾を存じて無いのか?」
バルが言った。あっそういえばバルギエルって凄い強いんだった。
『あっ⁉︎これはこれは…バル様…失礼しました』
どうやら気づいたようだった。
「お主…今さっきの言葉。妾に対する宣戦布告かの?」
『いえ…いつも通り冒険者が来たので…』
なんかペコペコしてるな…ドラゴンの世界でも上司と部下の様なものあるんだな。
「今回は許してやる。次は無いぞ?」
『ありがとうございます。あの…』
俺に話しかけて来た。
『先程はすいませんでした。お詫びにあそこの部屋に色んな物があるので好きに取っていってください…』
「分かった。もう俺は許しているからさ」
『ありがとうございます…』
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