アルキネス作戦発動
魔王の詔勅
偉大なる高祖とそれに仕える
余、此にヒト国に対し戦を宣す。余が国軍将兵は全力を奮いて御国への義務を果たし交戦に従事し、余が陪臣忠官は励精職務を奉公し、余が臣民は各々その本分を尽くし、一心御国の総力を挙げて正戦の目的を達成せしめることを期待す。
抑々御国の大安を確保し、以て世界の平安を図るは古来より魔人共同の大目標である。列国との友誼篤くし、万邦共栄の楽を共にするは、これ御国が常に国交の要義と為す所なり。今や不幸にしてヒト国と戦端を開くに至る。友好なるヒト国が蛮軍に成り下がったこと真に心痛むことであり、我国の腕によって整誅することこそ世界の大平安への道である。
魔祖魔宗の神霊は天にあり。余は汝臣民の忠誠勇武を固く信じ、御国の領民を守護し、速に禍根を排除して世界永遠の平和を確立し、以て御国の
正歴一八四六年四月二十日
各国務卿副書
元老長 公爵 元老
ヨーゼフ・フォン・アルバトロス
執政院長 公爵
フランツ・フォン・アルバトロス
宰務卿 公爵
ルクサール・フォン・カルニウス
内務卿 伯爵
ルトルフ・フォン・シュトールゼン
外務卿 侯爵
ハインリッヒ・フォン・バーランス
第一国軍卿 侯爵 元帥
アルドルフ・フォン・プローシア
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