2022年10月から12月 推し作品
「書いたもの、読んだもの」の1は4月からスタートしたので年度の上半期、下半期と区切って書いてきた「推し作品紹介」だが、3からは1月スタートにしようということで、こちらも3か月で区切ることとなった。
なので今回はボリューム少な目だが、推し作品への愛は変わらないぞ。
まずは宣伝がわりにこの時期の自作の掲載状況。
「奇妙で愉快な夢の置き場」(1話)
有名アーティストを狙う影
https://kakuyomu.jp/works/1177354054935256231
有名アーティストが暗殺されるかもしれない。阻止するためにライブ会場であるプールサイドを見張る。
「翳を成す光と闇」 04 闇の炎、漆黒の風(8話)
04-3 それでも姉の幸せは壊せない から 04-10 その瞬間
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887386329
路地裏の生活になじんでいくレッシュは父親を陥れた存在を知り憎悪をたぎらせる。
一方、リカルドはただ生きるだけの日々を過ごしていたが極めし者の素質を持つらしい少年に興味を持ち始める。
「戦国境界線記」(6話)
https://kakuyomu.jp/works/16817330650585740139
新作。カクヨムWeb小説短編賞2022参加作品。
父親の元に届いたタイムカプセル。そこには少年時代に悔しい思いをした読書感想文について書かれていた。
父親は息子を連れ、民話の真偽について確かめに行くことにした。
SFの皮をかぶったバトルもの。さくっと読めるはず。
それでは推し作品の紹介。
月別はその月内に完結した、あるいは読み終えた作品からの一推しを、新規作品は期間内に読み始めた作品の中から今後を期待する作品を選んでいる。
今回、新着のおすすめは少ないが、おすすめしたい作品が新しく出てきてもすぐに完結してくださってその月のおすすめに入っているから。
2022年10月
「貧乏公家と
https://kakuyomu.jp/works/16817139558560828555
最強に尊い! 「推しメン」原案小説コンテスト参加作品。
徳川将軍十七代目家清の時代。江戸幕府が続く日本は開国から半世紀を迎えていた。
東京の学生街・本郷にて、訳ありの二人が愉快な日々を送る。
キャラの掛け合いがいいテンポで面白い。長編の最初のエピソード、という感じで続きをぜひ書いてほしい作品だ。
2022年11月
「ライオンハート FADE to RED」 @wadakazuさん
https://kakuyomu.jp/works/16817139555185047822
INGENさんの「LION HEART ソラノシシ」と世界観を共有する作品。
トラックドライバーの彼には秘密があった。敵に占領された街にやがてやってくる味方を待つ工作員なのだ。
かりそめの平和はやがて崩れ去り街が不穏な空気に包まれていく中、諜報員クーは仕事をこなしつつ、愛する人達を守るために奮闘する。
派手な戦闘より人間ドラマがメイン。
2022年12月
「砂の城」 淡島かりすさん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054917779328
生殖機能を失った人類は生命の誕生と管理を人工知能にゆだねた。
培養された子供達は10歳で上層区と下層区に選別される。
一卵性双生児のアオとソラは一緒に育つも、選別により上層区と下層区に分けられる。
それぞれに才能を生かして生活していくが……。
世界をコントロールするものがもしこの先に現実世界に現れたとしても、その正体なんてこんなものかもしれないなぁと考えさせられた。
すべてがハッピーエンドというわけではないが、よかったと思える結末でほっとした。
「針を握る手」 南雲 皋さん
https://kakuyomu.jp/works/16817330650412349778
カクヨムWeb小説短編賞2022参加作品。
裁縫が趣味の高校生、健児は、母親に裁縫道具を捨てられてしまった。喧嘩になり、家に帰りたくないと学校からの帰り道に遠回りして見つけたのは……。
あらすじはもう少し内容に触れてるのであまり前情報を入れたくない人はさっと本文へ行くことをおすすめする。
この話、親子の関係を単純に一番の解決策で締めてないのがいい。
それにしても母、なんで嫌がるんだろうねぇ。わたしならそんな息子だったら大喜びだよ!(裁縫押し付ける気満々w)
「悪霊と妖精王の物語」 楠瑞稀さん
https://kakuyomu.jp/works/16817330651308032356
カクヨムWeb小説短編賞2022参加作品。
高台の上から炎上する王都を見下ろす少女は召喚された勇者のはずだった。
彼女はなぜ勇者から悪霊になってしまったのか。彼女はどうなってしまうのか。
妖精王の愛の大きさ(執念深さ?)がいい。
新規作品
「その聖戦士、ニセモノです!」 雲江斬太さん
第2章 ヴォイド、襲来 第35話 軍議はお告げ(最新話) まで
https://kakuyomu.jp/works/16817330648955859567
第8回カクヨムWeb小説コンテスト参加作品。
異世界に召喚された売れない役者、ケンシロウ。だが女神の持つ水晶タブレットにはエラーの文字が。
聖戦士のふりを続けるが、バレるとまずいという心情から。だがケンシロウの心はヴォイドとの戦いで変化を見せ始める。
ケンシロウがだんだん格好よくなっていくのがいい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます