三角関係
あかな
三角関係
『私と読者と仲間たち』
『仲間』については解釈次第で結構人数変わりそう。
現実的に考えた場合は、まず編集者と呼ばれる人々。話を作る最中にも意見を言い合ったり、添削をして貰ったりがする身近な存在。
次に出版社関係の方々。
本の形にする為には不可欠。
不勉強であるため詳しい仕事内容までは知りませんが(申し訳ないです)。
非現実も含むとキャラクター達も入ってくる。こうなると人数が一気に増える(笑)
共に旅をし戦う文字通りの『仲間』。
キャラクター達は人(作者)によって『仲間』より『子供』かもしれませんが。
また別の見方をするなら編集者、出版者の人達も『読者』。話の後先がどうなるか見守っている。この場合『私』の『仲間たち』はキャラクター。一緒に冒険したり挑戦したり恋したり悩んだり。
『私』が作り手であればだいたいこんなところ。
問題になるのはお題そのもの。
『私と読者と仲間たち』
『私と読者』が並んでいる。
『私と仲間と読者たち』だったら上記の解釈でよかった。微笑ましい夢のかたち。
しかし『読者』が先にきているからには違う。
『読者』の目線がまず絶対。
1人の『読者』として面白い話を希求する心は常にある。
書店に入った時には必ず平代をチェック。
もはや習性。
積まれているのは人気シリーズや新刊。
見ているだけでも気分転換ができる。
購入するならそれに見合うだけ面白くないと
損をすることになってしまう。
最近はレンタルコミックを置く店舗も増えて
いる。店舗だけでなく、図書館にも場所によってはコミックがある!
若者の書籍離れを食い止める策らしいが、若者でなくてもありがたい。
無料だから(笑)。
求められるのは面白い事。
お金を使う事に対するシビアな目線。
『私』にとってどうかより『読者』とって。
どんな『仲間たち』がいても面白い話にならなけれは意味がない……。
書いていてへこんできたが、身も蓋もないがそうなのだ。
以前、小説家である自身を「魔界の住人」
と言っていた方がいました。
確かに。
非日常を創造する事が日常なんだから、
まともや普通等とは程遠い。
全く別の世界の住人である『読者』に受け入れてもらわなければ、面白いと感じて貰えなければ。
難しい。
目の前の相手とも意図が通じなくて苦労する事がままあるというのに。
では『仲間たち』の存在が軽いかと言えば
絶対にそれもない。
『仲間たち』無くしてはストーリーは作れないのだから。
『私』『読者』『仲間たち』。
この区別と関係は恋愛よりも単純だけども。
悩ましい。
三角関係 あかな @koubai_1024
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