偶然の出会いは必然かも

長月そら葉

1年の軌跡

 皆さま、こんにちは。

 わたしは「長月そら葉」という名前で、カクヨムの片隅にて活動中です。どうぞお見知り置きを。


 わたしがカクヨムに登録したのは、去年2月29日でした。

 理由は簡単です。第一に、角川ビーンズ小説大賞に応募するため。第二に、趣味で書いていた小説を誰かに読んでもらいたかったから。仕事がコロナ禍で暇であり、時間があったということも一因ですが。


 初めて投稿した作品は、上記賞応募の『陰と陽の物語』です。流石に新米過ぎたのか、あまり読まれることはありませんでした。

 ですが1PVが付いた時、ちょっと驚いたんです。読まれるなんて思いもしませんでしたからね。

 有難いことにフォローもして頂き、最後まで投稿することが出来ました。

 すると、とある方がレビューコメントを寄せて下さいました。その作品に対して☆の評価を入れ、更にはコメントまで書いて下さる。そのことがとても嬉しかったです。

 この物語に書かれたレビューコメントは全部で4つ。どれも、前向きに物語を捕らえて下さっていることがわかる、愛のあるものでした。


 それに気をよくした、ということもあったのか、わたしはカクヨムに居続けています。今も、物語を投稿しています。



 カクヨムに登録してしばらく経ったある日、初めてカクヨムに登録したという方の近況ノートを目にしました。

 わたしはたまに投稿された近況ノートを覗くのです。その時、そのノートを偶然か、開きました。

 そこにあったのは、とある方のご挨拶でした。わたしは何気なく、その方のノートにコメントを書きました。

 まさか、そこから交流が始まるとは思いもせずに。


 更に、投稿した物語によくコメントを下さる方や、フォローして下さった方の作品を見に行くようになりました。すると、そこにはわたしがリアルではまず読まない(手に取るのを躊躇するかもしれない)物語があります。それを手に取り、開くのです。

 開くと、面白くて、読み進めていきました。いつの間にか、自分でもコメントを残すようになりました。すると、あちらも返信を下さるのです。

 そんな小さな交流が、楽しくて仕方がありません。リアルでは会えない方々とはわかっていながらも、メル友のような感覚でした。


 徐々に。本当に少しずつ、輪が広がっていきました。

 今もまだ、知らない方や物語が多くあります。

 わたしは天邪鬼あまのじゃくなのか、有名過ぎる作品はあまり読まない傾向にあります。『ワン○ース』や『こ○亀』などの著名マンガ、なんなら『逃○恥』などの人気ドラマも見ません。『ハリーポッ○ー』も読んでいません。そんなわたしですから、カクヨム上でもあまりに有名な作品には飛びつきにくいのです……。

 リアルでは、騒がれない程度に人気の作品や、日本史関連の小説や新書を中心に読んでいます。マンガも好きで、わりと読んでいますね。


 そのため、きっとわたしはあまり多くの物語に出逢うことはないかもしれません。有名な方との縁が出来ないままでいるかもしれません。

 それでも、か細いながらも広がった縁という糸を、大切にしたいと思っています。

 有難いことに、拙作に来て下さった皆さまは良い方ばかりで、アドバイスや感想を下さったり、♡で応援して下さったりします。それがどれだけわたしの力となっているのか、ご存知ないでしょうね。


 現在も交流の糸をつなげて下さっている皆さま、いつもワクワクドキドキする作品を書いて下さっている皆さま。いつも、本当にありがとうございます。

 KACという場をお借りして、取り留めもないエッセイのようなものを書かせて頂きました。



 私と読者と仲間たち。そのテーマの答えは、わたしの場合こうなるでしょうか。


 「読者」とは「拙作を読んで下さる方」であり、「拙作をより良い方向に導いて下さる方」。

 「仲間」とは「カクヨムで出逢った全ての皆さま」です。


 画面の向こう側におられるあなたがおられなければ、わたしはカクヨムで小説を投稿し続けていません。きっと、仕事の忙しさを理由に何処かでやめていたでしょう。

 それでも毎日エピソードを投稿し続けていられるのは、「読者」であり「仲間」であるあなたがいるからです。

 ここで拙作紹介をするのも野暮ですから、控えておきましょう(笑)


 今年2月末で1年。来年も続けていれば、2年目のご報告をすることでしょう。

 その報告が出来ることを願って。そして、縁あるあなたのカクヨムとリアルの生活が、より充実したものとなりますように。


 ―結―





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