『はげまし幽霊』

『はげまし幽霊』

　『これは、やましんの、妄想性フィクションである。この世とは、一切無関係である。ただし、頭のなかは、わからない。』

　ああ、ぼくは、もうだめだ。

　ふとんを抜け出して、表の川に飛び込むか。

　いや、あそこは、大雨のとき以外は、くるぶしくらいしか、水がない。

　やはり、数キロ先の本流に行かなければ。

　あそこなら、いつも、爆流が流れている。

　と、考えて、ふとんの上に座り込んでいる。

　これが、普通の状態だから。

　と、その、まさに、そのとき。

　『どろどろどろどろどろ〰️〰️！ばーん、ばーん、』

　と、あやしの音。

　『はーい。はげまし幽霊隊参上！　疲れたあなたを、幽霊がおうえんしまあす。はいよ、わん、つー、すりー。』

　でけでけでけ〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️🎵

　『ひとりで、なやんで、どするのよ。

　そういうときは、はげまし幽霊にまかせなさい。はい。』

　　　　　　　　　　　　　がんばれ〰️〰️！

　　　　　　　　がんばれ↗️　

『がんばれ　↗️

　でけでけでけ、じゃーん。

　ここで、ふんばらなきゃ。

　落ちる先は、幽霊隊

　ほらね。(胴体、半分落ちる)🙍💨⤵️

　そいじゃ、つまんなんぜ〰️〰️

　　　　(くび、落ちる)🙍💨⤵️

　もう、ちょっと、頑張ってみようぜ

　もうすぐ、朝が来る

　きっと、明るい、朝が来る。

　でけでけでけでけでけ、じゃーん。

　　　　　　　　　　　　　　くるよお〰️〰️

　　　　　　　　　くるよ。↗️

　はい。くるよ。↗️

　明るい未来はあんたのもんだ。

　だれも、じゃまなんか、できないぜ。

　はい。がんばれ〰️〰️〰️

　ふれー、ふれー、や、ま、し、ん。

　ふれ、ふれ、や、ま、し、ん。

　ふれ、ふれ、や、ま、し、ん。

　おわあ〰️〰️〰️〰️〰️〰️🎵　ばーん‼️

　でけでけでけで〰️〰️〰️〰️〰️〰️🎵ぎゃあ〰️〰️〰️〰️‼️』

　よっしゃ。

　さあ、がんばって、つぎ、ゆこ。』

　『えと、つぎは、総理大臣だと。』

　『よっしゃ、よっしゃ。』

　『じゃ、またくるぜ〰️〰️〰️〰️🎵あばよ。』

　でけでけでけで〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️👻

　　　　🙄　　🙄　　🙄　　🙄

　『な、な、なんだい。いまの。消えちゃったよ。』

　あたまのなかが、がんがん、うなりながら、やましんは、たおれたのである。

　救急車が来たのは、びーちゃんが翌日訪ねてきてからだった。

　はげまし幽霊さんは、強烈すぎであったのである。

　総理も、三日間、寝込んだのであった。

　　　　　　👻🎸🥁🎺👻