EP14.「仲間たちの目覚め」
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カイン「んーー……、ここはっ?」
スッ!
ワルオ「!! 目が覚めたかよ、カイン。……と、オレはベッドの上で瞼を擦りながら起きたカインに声をかけた!」
カイン「あーはいはい……、ってかここ何処なんだワルオ?」
ワルオ「ああ、ここは"ディベル村"だってイブブとかいう爺さんが教えてくれたぞ。とカインに教えてやったぜ。」
カイン「へぇー、そうだったのか、イブ………ブッ!!?」
ガバッ!!
ワルオ「おいおい、突然血相を変えてベッドから降りてどうしたんだカイン?」
カイン「イ、"イブブ"って!? それにディベル村!? という事はここは……僕の村なのか!?」
ワルオ「……そういえばお前の出身地だったな。……とオレは勇者の試練時にカインが話していた事を思い返してそう言ったぜ!!」
カイン「あぁやっぱり! 僕はこの村からサイファスまで歩いてきたんだ! けど、まさか森の近くにあるなんて知らなかった……。」
ムクッ!
サリー「……ふわぁ〜眠っ、あら? 何なのこの貧乏くさいお部屋は?」
ワルオ「おお、サリー! お前も起きたか! まーたしかに汚れてるし薄暗ぇ部屋だがベッドの寝心地は悪くなかっただろ!」
カイン「さりげなく僕の村の事ディスるのやめてもらえるかな!?」
ワルオ「はっはっは! 悪いなカイン! そんなつもりはなかったんだが口が滑ってしまったぜ! だが本当にこの部屋……掃除機かルンバかけた方が良いんじゃねぇかオイ。」
カイン「いやそんな近代的な掃除道具なんて無いから!?」
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