来迎

キザなRye

第1話

「カクヨム」に足を踏み入れてからおよそ2年が経過しようとしている。

もうそんなに経ったのか、というくらい短く感じている。


「カクヨム」を始めたきっかけは自分の日記を物語として記したいなと思ったからである。

よく“裏垢”と呼ばれる愚痴を書くようなTwitterのアカウントが世間にはあるが、折角そういうことをするから物語調に書いた方が面白いのではないかと思った。


当時、「小説家になろう」にちょくちょく作品を投稿していたのだが、ここに日記を投稿するのは違うな、秘かにやりたいな、ということで新たな投稿サイトを探していた。

どのサイトが良いのか全然変わらなくてどれが良いのかおすすめのサイト、みたいなのを見て結局この「カクヨム」を選んだ。


書きたかった日記は『The life』と題名を付けて450話を越えている。ただ自分の一日を記したり考えていることを書いたりして自分のしたいことをとにかくしているだけである。


2019年4月1日にカクヨム公式から収益化の話があった。お金に困っている、とかそういうことではないがないよりはあった方がよい。しかもまだ始めたばかりでまだ何も書いていないのと等しい状況だった。そのときにここで小説を書いた方が良いなと思った。


Twitterの企画で最初の一文から文章を作るというものがあってTwitterで書くので文字数はそんなに多くないのでそれをちゃんと書こうと書いたのが『ストーカーに追われた男』である。


今やこの『ストーカーに追われた男』は投稿するとPVが一気に伸びて自分で言うのも何だが、人気の作品になっている。プロットも何も考えずに書いているので更新ペースはとてもゆっくりで読者からすると早く更新してよ、と思っているかもしれないが今後生活が忙しくなってくるのでよりペースが落ちてしまうが気を長くして待っていてほしいと思う。


また高校生甲子園に一昨年・去年と二年続けて参加していて今年も参加しようと思っているので良い話が書けるように努力しようと思う。二回ともミステリーで参加してきたが、今年はまた違った分野での挑戦を目指していく。


今回のカクヨムの五周年記念のKAC2021~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ2021~に当たって砕けろくらいの心持ちで課されたお題に沿ったものを作って自分の創作力を磨きたいと思う。そのためものによっては(全部かもしれないが)物語の質が高くないものもあるとは思うが、自分なりに全十回を皆勤賞で終えて自分が色んな分野で物語を書けるようにしていきたいなと思う。


また書くことが目的ではあったものの、色々な作品を読ませてもらって読むことも楽しませてもらっている。


日記を書くために「カクヨム」を始めたが、結局日記だけでなく物語を投稿し、読むサイトとして使っている。これからも色んな作品をここ「カクヨム」に投稿していって完全に自分の創作欲求を満たしたいだけではあるが、読者がいて感想を戴けたら嬉しい。


これからよろしくお願いします。

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