九対一で読んでる書き手の独り言

古博かん

第六回お題作品「私と読者と仲間たち」KAC20216

 カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ、折り返し地点ですね。

 名もなきイチ参加者として、地道に皆勤賞を目指しています。


 え、だって、その他の賞ってハードル高いんですもん。

 飛び越えようにも、ナチュラルに下くぐっちゃいますよ。


 わたしにとっちゃ、「一等当選、五億円の宝くじ当たるかな〜?」って言うのと、何ら変わらない感覚ですからね。それより手堅く、参加賞いただく方が、余程、身になる肉になるというものです。


 たかが 300、されど 300。

 換金必要リワードの10パーセントと考えたら、このと思ってしまうのは、せせこましい庶民の感覚です。


 たとえ換金できなくても、昔からポイントシールを集めたがる性分なんです。

 森永のキョロちゃん缶が欲しくて、ずっと集めてましたよ、エンゼルマーク。銀のエンゼルは四つ出ましたが、金のエンゼルには遭遇したことないです。せっかく集めた銀のエンゼルも、いつの間にか失くしちゃうしね。


 それはさておき、折り返し地点のお題が「私と読者と仲間」ですよ。


 運営さんも、なかなかどうして心憎い順番を打ち出してくるもんだなあと思います。一度、己と周囲を観察して、よく顧みましょうってことでしょうか。


 カクヨムに参戦して、三ヶ月目に突入したばかりの新参者ですが、改めて思うこと——それは、書き手の質の高さと読者の反応の良さ——驚きました。


 世間では、活字離れが叫ばれて久しいし、出版業界や書店が苦戦を強いられるなか、正直、参加当初は(デジタル媒体も、どこまで頑張れるもんかなあ)と思っていました。

 勝手な思い込みで恐縮ですが、閑散としているんじゃないか、と期待はあまりしていなかったんです。


 ところがどっこい。


 いるところには、ちゃんといるんですよ、書きたい人も、読みたい人も——と再認識しました。

 運営さんも、こまめにイベント打ち立てて、そこにちゃんと乗っかる人が一定数いるんだもの。祭り好きなので、嬉しくなっちゃいます。


 わたしみたいな無名さんが、ぽっと出てきても、企画を提供してくださる方がいて、参加をすれば通りすがりに読んでくださる方がいて、そっと応援ボタンを押してくださる方がいて、星を投げてくださる方がいる。ありがたいことです。

 人数なんて関係ない。反応をいただけるだけで、十分です。いつもありがとうございます。


 ええ、わたしも、書き手を自負しながら、九対一の割合で、圧倒的に読み歩いていますよ(おい)。

 今月の目標読書文字数:6Mを目指しているんですが、ちょっと厳しくなってきました。(年度末って、何だかんだで忙しい・苦笑)それでも4Mはいきたいなあ。


 なぜかって?

 好きだからですよ、読書が。

 だって、面白いんですもの。プロ、セミプロの方もさることながら、何より驚くのはカクヨムに集っているアマチュアの質の高さですよ。もう、びっくりします。


 無償提供ですよ。

 十分、読み応えある作品が、カクヨムに集う以上、無償で読み放題なんですよ。今まで、カネ払って本を買っていた自分は何だったのって、本気で思います。(決して購買が悪いと言っているつもりはない。今でも、書籍購入費は毎月三千円ほど費やしてますからね)


 ついつい調子に乗って、夜更かししちゃって、一月、二月を振り返ると、十万文字一冊換算で、100冊程度、読み倒していました。

 我ながら、アホです。夜はちゃんと寝よう。


 それで、最近知ったんです。ハート応援荒らしって言葉……。

 ハート押したら、通知が飛ぶシステムなのは承知していたんですが、連続して通知が飛ぶのは、荒らし行為なんですか……?


 よそ様で、そのような問題が起こっているのを拾い読みしました。

 ぎゃー、そうなの?

 それならわたし、やらかし倒してますよ……orz


 基本、拝読したエピソードは、ハート応援するスタンスなんです。

 面白いと思ったら、二十話、三十話、ざらっと一気読みしちゃうスタンスなんです。過去二ヶ月の最高記録は、一四〇話まとめ読みしたことです。この歳で完徹は、流石に堪えた……。

 荒らしてたつもりは、ないんです——!(今のところ、怒られたことはないけど、大事なことなので、二度言います。荒らしてたつもりは微塵もないんです、ほんとですよ!)


 先日、夜中に、一人オタついてしまいました(汗)


 こちらに悪気がなくても、書き手さんに変に誤解されるのも嫌なので、三月に入ってからは、とりあえず、まとめ読みする時は MAX 十話くらいまでで自主規制しています(例外はある)。

 お互いに、カオが見えないやり取りって、どこに気を遣ったら良いのか悩みますね。

 もし、わたしが初めましてで読書訪問して、通知つきまくっていたとしても、どうか驚かないでくださいね。ちゃんと、読んでますからね!

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