第3の人間がいる可能性はあるか?
作品といえば、評論家がいる。
しかし、評論家は、その作品をまず読んで、それから評論する。よって、評論家は、読者の一人である。
作品を書籍化して、商業的に売ろうとする出版社・出版者がいる。
しかし、この者たちも、その作品をまず読んで、それから出版するかどうか、どう修正すれば売れるかを考える。よって、出版社・出版者も、読者の一人である。
電子作品だと触れられないが、リアルの物体としての作品つまり本なら、触れることができる。その本に触れることにより、利用する人もいる。
例えば、枕代わりにする人、踏み台代わりにする人、背表紙を並べて部屋のインテリア代わりにする人など。
このひとたちには、2種類、いる。作品内容を読む人と、読まない人。
それでは、この読まない人が、第3の人間なのか?
そもそも作品内容を読まない人は、作品に関わっているといえるのだろうか?
ただその物体としての価値のみに関わっているだけであり、これは、作品の関係者といえないと思う。
こうしてみてみると、作品に関わる人間は、やはり、作る人と、見る人の2種類しか、いないのだと分かる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます