次元の番人
アオヤ
第1話
「アンタなんかスキじゃない!」
昨日、あこがれてた女の子にハンカチと告白文を机に置いておいてきて・・・
今日、登校したらこのメモが置いてあった。
よくマンガでフラれた時、❝ガ〜ン❞とか描いてあるけど・・・・
頭をバットで殴られてうずくまる様な衝撃だった。
な〜んもする気になれず、その場からすぐにでも立ち去りたい気分だった。
そして・・・
今日からどんな顔で彼女と向き合えばいいんだ?
暫くすると彼女も登校してきた。
一瞬、目があったが・・・・
いつもと変わらない。
まあ俺は遠くで彼女をみてるだけだったからその辺は変わらないのか・・・?
ただ、暫くは会話も出来そうに無い俺自身に無性に腹がたった。
彼女の何がそんなに好きだったんだ?
自分自身にきいてみる。
よく笑い笑顔がカワイイところ。
誰とでも対等に接してくれて、前向きであ かるい。
みんなに気をつかってくれる姉御はだなと ころがある。
天然チャンで時々やらかす。
目がキレイなところ。
なんだか考えていただけで泣けてきた。
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