花が好きな君が大好きでした

@nemunemu023

第1話 花が好きな君

僕はレオン・シェーズン。

近衛兵だ。


今「ファンライト王国」の王に呼ばれたので向かっている最中。

なんの用だろうと思いながら王の間につく。








私はレイ・ファンライト。

このファンライト王国の王女であり、代々王家に伝わる花の精霊の力を持つ。


今はお父様…ファンライト王の王の間に来ている。

もう一人来ると仰ってたけど……一体誰なんだろうと思いながら待っていたら王の間の扉が開いた。


「申し訳ございません。遅れてしまいましたファンライト王。」


と申し訳なさそうな顔で謝罪している近衛兵。

その近衛兵は髪色は黒く、髪は結んでおり瞳は赤い色に染まっている。

このファンライト王国では一般的にはピンクの髪色が普通なのだが代々近衛隊長の家は黒い髪色と聞いたことがある。きっと彼は近衛隊長の家で生まれたのだろう。


王「待っていたぞレオン・シェーズン。何度も呼びつけてすまないな。」


何度もってことは彼はここに来たのは初めてではないのか。


レオン「いえ、我らが王、ファンライト王に呼ばれたらすぐ行きます。」


王「それは頼もしいのぉ。さて本題に入ろう。そなたをわしの娘、レイの護衛につかせたいのだがいいだろうか?」


とお父様が言った。



「お父様、私に護衛など必要ありません。」

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