第148話 新作長編小説『東京都放浪記』を書き始めました。

 エピソードタイトルどおり新作長編小説を書き始めました。

 脳内にはワーグナーの『ワルキューレの騎行』が鳴り響いています。

 長編小説を書き始めるには、漲る気力溢れる体力が必要です。

 ひらがななんかでのんびりと書いてはいられないのです。

 漢字をバンバン使ってノリノリで書かなくてはなりません。

 タイトルとイメージだけを決めて、第1話を勢いだけで書きました。

 

『東京都放浪記』。

 東京を放浪する話かと思われるでしょうが、そうではありません。

 詳細はまだ伏せさせていただきます。

 て言うか、詳細なんかなにも決めていないです。

 いつもの連想ゲーム方式で書きます。

 行き当たりばったりです。

 脳内にはいまボロディンの『中央アジアの平原にて』が奏でられています。

 嘘です。

 実際に音楽を聴いています。

 ワーグナーの次にボロディンを聴いているのです。


 今年は長編の年なのでしょうか。

『悪魔少女狩り』→『人間の恋人なんていらない。』と完結させました。

『東京都放浪記』が無事着陸、完結できるかわかりません。

 目標はまた10万文字ですが、今回はノリだけで書いている適当小説なので、書くのが嫌になったらやめます。

 どこかへ墜落してしまうかもしれません。

 わはははは。

 分野はいちおう純文学としました。

 最初はファンタジーにして第1話を書いてみたのですが、ノリが小林恭二の『ゼウスガーデン衰亡史』のようだと思ったので、純文学に変更しました。

 書いているうちにまた変更するかもしれません。

『ゼウスガーデン』をご存じの方は少ないのではないでしょうか。

 知ってます?

 ものすごく面白いぶっ飛んだ純文学作品です。

 私はその影響下で従来までの代表作『人と豚のハルマゲドン』を書きました。

 現在の代表作は『人間の恋人なんていらない。』です。

 あはははは。


 ノリがおかしい?

 少しばかり狂っていないと、長編小説なんか書けません。

 はい、同意する方は挙手してください。

 誰も手を挙げていない。

 目の前にはパソコンがあるばかりなり冬の夜。

 というわけで、どういうわけか今年第3長編を2月1日に着手しました。

 第1長編『悪魔少女』は去年書き始めて今年書き終えました。半分去年、半分今年の小説です。


 変なエッセイだなあ。

 後で読んだら消したくなるかもしれませんね。

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