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第18話 歌詞 ラーメンラビット わかんねー 秋の流行
「ラーメンラビット」
おなかグルグル 鳴っている
そろそろ食事の 時間だよ
今日は何を 食べよかな
やっぱり今日も ラーメンだ
ネギ切って ナルト切って チャーシュー切って 指切って
ワカメを入れて メンマを入れて 卵を割って スープを溶いて
なべで煮るだけ
ラーメンラビットの昼食は いつでもラーメンだ
にんにくたっぷり入った おいしいラーメンだ
ラーメンラビットのおやつは いつでもラーメンだ
油ギトギト 浮いてるおいしい ラーメンラーメンラーメンラーメン
おなかペコペコ 減ってきた
そろそろ食事の 時間かな
今日は何を 食おうかな
肉切って ニラ切って キャベツを切って 指切って
もやしを入れて 胡椒をかけて ラー油を入れて みそを溶いて
ラーメンラビットの夕飯は いつでもラーメンだ
野菜のたっぷり入った おいしいみそラーメン
ラーメンラビットのお夜食は いつでもラーメンだ
お湯を入れて 三分待つだけ カップラーメンラーメンラーメンラーメン
お腹プクプク 膨らんできた
そろそろ減量 しなけりゃヤバい
今日は何キロ 太ったか
体重計に 乗るのが怖い
マラソンだ 水泳だ 背筋腹筋 腕立てだ
足上げて 手を上げて 頭を回して 腰振って
ああ腹減った
ラーメンラビットの食事は いつでもラーメンだ
出汁がしっかり効いた おいしいラーメンラーメンラーメンラーメン
ラーメンだ ラーメンだ
「わかんねー」
わかんねー 俺には何にもわかんねえ
わかんねー ついに何にもわかんなくなっちまった
わかんねー いったいどうすりゃいいんだ
わかんねー 結局どうでもいいんだ
すべてなるようになる
そんななぐさめなんにもならねえ
わかんねー 結局どうだっていいんだ
わかんねー どうでもいいことだったんだ
わかんねー ただそれだけでよかったんだ
わかんねー それだけでそれだけでよかった
これがすべて消え去る
日は来るのか明日か明後日か
消えたところでまた同じことを繰り返すだけだ
ああまた元に戻るだろ
消え去れ 消え去れ 消え去れ 消え去れ
わかんねー 十年たってもわかんねえ
わかんねー 二十年たってもわかんねえ
わかんねー 死ぬまでわからないままなのか
わかんねー 自分がまったくわかんねえ
俺は狂っているのか
おまえも狂ってるんだろう
わかんねー 人生わかんねえ
わかんねー 宗教やってみた
わかんねー 悟りなんて開けねえ
わかんねー わかんねえってことがわかった
無知の知というやつなのか
そんなことばにまったく意味はねえ
わかんねー わかんねー わかんねー わかんねえんだよー
「秋の流行」
ある年 秋が近づくと
一つ目になることが 流行した
一つ目 一つ目 一つ目 一つ目
費用は十万 入院二日
最先端の 美顔術
美しい一つ目 おしゃれな一つ目
二つ目のやつは 時代遅れ
冬が過ぎ 春が来て
二つ目でいるのは 私一人
二つ目 二つ目 二つ目 二つ目
けっこう新鮮 左右対称
やっぱり普通が 一番ね
美しい二つ目 おしゃれな二つ目
一つ目のやつは 時代遅れ
来年は三つ目が 流行るだろう
三つ目 三つ目 三つ目 三つ目
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