第15話 野生動物との出会い
頻繁に自然環境の残っているところに行くと、野生動物と出会うことになる。
鳥ではなく、四つ脚の動物に出会うと、かなり感動する。焚き火場へ行く途中でイタチを見た。細長く、茶色の毛皮で、あっという間に林の中に消えた。写真など撮る暇はなかった。
焚き火ではないが、登山中に猿、カモシカを見たことがある。
カモシカとは十秒間見つめ合い、写真を撮ろうとすると、山道からすばやく去った。
猿は山道のすぐそばの森をうろついていた。こちらに気づいていた。やはり写真を撮ろうとすると消えた。
動物写真は根気よく動物の居場所で粘らなければ撮れないようだ。
鹿や猪は狩猟対象動物である。彼らは人間を慎重に避けるらしく、なかなか見られない。ずいぶん前に鹿を奥日光の森林で見たきりだ。
キタキツネは道東へ行けば簡単に見ることができる。それでも感動する。
河原を散歩しているとき、たぬきを見たことがある。たぬきは瞬間的に薮へと消えた、同行者は気づかず、かなり悔しそうにしていた。見たかったと。
動物は意外に身近な場所に潜んでいるものである。山の近くで動物避けネットをよく見る。そこに住んでいる人たちは動物にうんざりしているのかもしれない。
繰り返すが、自然の中で遊んでいれば、いつか野生動物と出会うことになる。
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