自由

どうして

君は今から自由の身だ、

なんて言われたってさ。

何から手をつければいいかわからないんだ、

お手付きだ、ってさ。

怖気付いたこの顔と音と、

掻き出したこの帰途と背と、

バラバラにしてまた組み立てて

そうしてるうちに日は顔を出して

光の下では生きられないんだ。

この僕の身体とココロ、

縋るものも無いカラカラの脳みそと。

ぬくぬくしてる君たちとは違う、

違わなくちゃいけないって、

何度でも声高に叫ぶんだ！

昨日の夕焼けに手を伸ばしても

明日の朝焼けに目を凝らしても

現状維持認識束縛、苦

咲いた花をただ愛でるだけなのに

散った華をただ惜しむだけなのに

惨状枇常識束縛、苦

開放的な、そんな人生

今までの分岐点にあったのかな？

否応なしに牙を剥く閉鎖的世界、

消えてなくなっちゃえばいいのにな…

なんて、

冗談だったら笑えたのにね。

What caused this to happen?

Where did I make a mistake in my life?

Why aren't you saying anything?

Who does such a terrible thing？