五星勇者・リベカ。個人的には流水のような美しさのイメージを持っていましたが、物語の始まりは冷たく仄暗く。
籠の鳥は、自由を知っているが故に、一層苦しいのではないかと思います。
しかもその囲いは家と人で編まれ、その愛と優しさで縛られる。
居心地の悪さは、相当なことでしょう。
今の思惑だらけの戦場では、リベカも守勢苦戦な様子。
どうかその勝利を願いたいところですが……
マティアスとリベカ。そうだったのですか、なんといえばよいのか。難しいものですね。
作者からの返信
めぐるわさん、いつもお読み下さり、ありがとうございます。コメントもいただけて嬉しいです(* ゚∀゚)ノシ
魔王との戦いで活躍し英雄として、明るい未来で笑って過ごせることは許されず、軟禁状態のリベカ。
実家や娘と息子がいなければ逃げ出したいところでしょうが、それも許されず広い屋敷で、唯一心を許せるアーネと過ごす日々。
変化の兆しなのか、もたらされるのはマティアスの悲報。マティアスはノエミと家庭を築くわけですが、リベカはマティアスに惹かれていました。
難しいものですね、五星勇者といえども心は人間ですからどうにもならないこともありますね……。
もうしばらくリベカの話が続きます。いずれマティアス、エッセルへ繋がることになると思いますのでお付き合いいただけると嬉しいです。
リベカ。家という鎖から逃れたはずが、再び強引に捕まり、利用されてしまうとは……。貴族社会にはよくあることとはいえ、こういう話はいつも胸が痛くなりますね。
自由を知っているからこそ、今の生活は息苦しいものでしょう。よく耐え、よき母でいるものだと思います。
……わたしなら、確実に病んでます(苦笑)
マティアスの死から始まる、リベカの人生の新たな幕開け。彼の死に何らかの陰謀があるとは……本編ではまだ明かされていませんものね。
五星勇者の妻を持つという理由で権勢を振るうフィリップ。彼を好きになれそうな要素が、今のところありません(笑)
妻の七光りを受けることでしか、腕力を奮うことが出来ないかわいそうな奴に思えてしまいます……。悪知恵は回るようですが。
次回も楽しみにしています!
作者からの返信
長月そら葉さま、いつもお読み下さり、ありがとうございます。コメントもいただけて嬉しいです(* ゚∀゚)ノシ
リベカは一度家を出されているのですが、五星勇者として名を上げた為に家に戻されトレント家に嫁ぐことになってしまいました。
夫のフェリップですが、『妻の七光りを受けることでしか、腕力を奮うことが出来ないかわいそうな奴』もうこれに尽きます。
的確な言葉で表現していただきありがとうございます!
妻であるリベカを軟禁し、名を借りて力を振るう男です。好きになれる要素は出てくる……多分もっと嫌いになるかもしれません(^_^;)
軟禁され、自由に外にも出れませんが、娘と息子の為に良き母でいられるのはやはりリベカは強いのでしょうね。
私も間違いなく即病みます(^_^;)
息苦しい生活のなかで知らされるマティアスの死。彼の死の陰謀について少し見えてくるかもしれません。
彼女の人生の終焉までをお送りいたしますのでよろしくお願いいたしますm(__)m
青い髪にマリンブルーの瞳の美人さんに、
「わたくしも一緒に連れて行ってくれませんか」と言われる。
異世界に行ったら、言われてみたい言葉のトップテンには入ると思いました。
ストレートに羨ましいですっ。
「お母様~!!」
過去の愛情をステイさせる、強力な一声だと思いました。
口を押さえ笑いを堪えている、カワイイ我が子。
この存在の前では、直前まで憤っていた気持ちも収まるしかないです。
しかし夫が、その愛する子を使って妻を脅す。
幸せなはずの生活の裏に、どうしようもなく不信感が膨らんでいくのを感じてしまいます。
リベカの置かれた状況は、真綿で首を締められるようだと思いました。
イリーナとは状況が違うとは思いますが、ここにもまた平和になったことにより苦しさを感じる五星勇者がいたのですね。
ワクワクしながら、読み進めさせてもらいますっ(・v・)
作者からの返信
うちはとはつんさん、いつもお読み下さり、ありがとうございます。コメントもいただけて嬉しいです(o゚v゚)ノ
私も言われてみたいですねぇ(*´ω`*)書いておきながら羨ましいって思いましたもの(笑)
一緒に異世界転移(転生)しちゃいます?
内緒話を隠しきれず笑いが漏れてしまう、可愛い男の子アントン。軟禁状態の生活の中でリベカの癒しです。
ですがそれも全て、リベカを家に閉じ込める為の所謂人質。
平和な世を夢見て戦った結果は、リベカにとって苦しい日々をもたらすことになりました。
彼女の終焉を是非見ていただけると嬉しいです。