当たり前のように存在し、世界を繋ぐ窓ですが、たしかに言葉で改めて語っていただくとまさしく神さまのお力ですね。感謝したいと思いました。
死んだ人たちはだれもが自分の窓を与えられていて、窓の向こう側では人もまた永遠……そうであってほしいです。窓のこちら側と向こう側から向かい合うお二人が見えた気がしました。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。文明の利器って、人を神に近づけているのか、遠ざけているのか、よくわからないところがありますね。
死者の存在がなんらかの意味で永遠であることを、ついつい祈ってしまいます。窓を挟んで向き合う二人、そんなイメージを浮かべてもらえたなら、書いてよかったと思えます。ありがとうございました。
小説を読んでいるという感じより詩やポエムというのが感想です。
不思議な感じもするし、優しい感じもすると、悲しい感じもする、感謝もちゃんとしている。
『不思議な不思議な美しく優しいポエム』
でした。
<追記>
ああ!
表現が悪くて、ごめんなさい。
小説じゃないって非難しているのではなく、
「美しいポエムだなー」
と伝えたかったのです。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。作中の出来事描写は、弟の棺桶に窓を入れようとした、という一事だけで、あとはすべて心情告白なので、たしかに小説らしくはないですね。コメント、ありがとうございました。
追記
いえ、こちらこそすみません、怒っているみたいに思われたなら申し訳ないです!出来事の描写はほとんどないなあ、と作者が自分で考えていただけです。優しい感じと言っていただけて、とても嬉しいです。わざわざ丁寧に、ありがとうございました。
窓という例えにものすごく納得しました。
静かな文章からどこか悲しみが滲み出ているような気がします。
koumotoさんの文章にはいつもはっとさせられます。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。窓、という言葉についての小説になりました。哀しみが表現できていたなら、幸いです。コメント、ありがとうございました。
号泣文庫企画主の新巻です。
早速参加いただきありがとうございました。
実は私には窓が無いのです。
正確に言えば遠くの人と話すことぐらいはできる機能限定のものはあります。
不信心な不心得者だからかもしれません。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。窓がないというのも、選択肢のひとつですね。この作品の語り手は窓依存症です。泣ける作品かは自分でも疑問ですが、泣けてきたという感想を書いてくださった方がいたので、企画に参加させていただきました。コメント、ありがとうございました。