第5話 面接
自分の番号じゃなかったら注意されるはずだし。その場の判断で返事したけど、もしかしたら俺じゃなかったのか…。試験官がいる壇上に上がった。間違いではないのか、不安でたまらなかった。官長は温厚そうな海軍大佐だった。
正面の壇上に立ち礼をすると一言、君は仙ニの弟とあるが、親はどうしたと質問があり、両親は共に病死しました!と答える。
それでは、もう親孝行は出来ないではないかと言われたが僕は、私はそのようなことはありません、立派な軍人となり日本の為に命を捧げるのが最高の親孝行であると思っています!と続けた。
次に…我が国の四大節を申してみよと言われ、順次その日付と祭日の意味を細かく説明した。面接は無事終わり退席します!と言葉を残し席に戻った。大勢の人がいたけど、少しも緊張することなく終わり本当に良かった。これは人生の最高の経験になったと思う。面接が終わって最終合格発表の時間になった。
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