第4話 身体検査
今日が受験日だった地区がかなり多かったみたいで数百人はいたと思うが半分以上は不合格だった。
身体検査もあって理科室だったけど、どこに行けばいいかわからず…僕は、ひたすらウロウロしてた。
不合格者は、服を脱いだまま部屋の外に出された。あり得ないな〜と思いつつ自分の順番が来た。背も低いし、こりゃ追い出されるなと思っていたら皆が退場していく中通過してしまった。体も弱いし、何故か体格の良い人達が不合格で訳がわからなかった。面接をするから急いで本会場に!と言われたものの、海軍受験者と試験会場の小学校の生徒が一緒くたになっていてあれはカオスだった。迷子になっていたら主計兵が顔を覚えててくれたみたいで呼んでくれた。面接もう始まってるじゃんかぁ…焦ってるもんだからあれだけ大事にしろって言われてた受験番号を忘れちまった。なんとなく覚えてはいるんだけど、誰かに聞く訳にもいかないし自分らしき番号を呼ばれて一呼吸。よし…はいっ!大声で返事をした。
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