悪女転生〜更生への道のりは楽ではない!!

ぽん。

悪女転生

「ここはどこだ?」 何も無く永遠と広がっているかのような暗い空間に向かってぽつりと言葉を放った、ここは一体どこなんだ?俺はどうしてここにいるのか全く思い出せずにいた。

だがこれだけは言えた俺は"死んだんだ"

しかし何故俺は死んだんだ?まさか俺が大事にしてた八等分の花婿のメインヒロインのフィギュアを友達の渉に壊された事が原因でショック死でもしたんかな?w だとしたら渉の奴絶対に許さん次あったらボディーブローかましてやる...ってもうあいつとは会えないのかぁ、そんな事を考えているとさっきまで暗くて何も見えなかった空間が徐々に明るくなっていくのを感じた 俺はこれからどうなるんだろう天国に行くのかなそれとも地獄に行くのかそんな不安を抱いていると「っさま!」 ん?なんだこの声は「よっさま!」またださっきから聞いた事のない声色なのになんだか懐かしいような聞き慣れた声が聞こえてくる俺はその声の元に向かって意識を向けてみた。

気がつくとそこは俺の知ってる場所(部屋)ではなかったここはまるでアニメや漫画で見た事のある絶対高いであろう家具や置物が沢山置いてあってとてもここが現実だとは思えなかった、そうださっきの声の主は俺は声の主を探そうと辺りを見渡した途端 やわらかい何かに視界を塞がれた、「!?」俺はとっさにそのやわらかい何かを掴むようにして突き放した

「きゃっ!」俺はその声の元を見たら白髪で金木犀ような綺麗な目で透き通ったメイド服姿の美少女が目の前にいた、俺が彼女の容姿に見入っていると、おっ..お嬢様目が覚められたんですね

美少女は嬉しさのあまり涙目になりながら言った、俺は今の状況が理解出来ずにいた、それと同時に2つの思考が脳を駆け巡っていた、じゃあさっきのやわらかいのはまさかおっぱ..じゃなくて今彼女はなんて言った!?お、お、お嬢様って言わなかったか聞き間違いだよなだって俺は30歳まで童貞を守りきって魔法使いになるって誓った強くてかっこいい(仮)男だぞ、そんな事を考えていると俺は無意識に今なんて言ったと彼女に向かって聞いてしまった。

お嬢様大丈夫ですか?体調がまだ優れないようでしたらお医者様をお呼びにしますが..俺は彼女の「お嬢様」と言う言葉改めて聞き混乱気味になりながらも大丈夫だよ確かにまだお腹がいや頭がちょっと痛いから少しだけ横になるねと伝えた彼女はいつもの知ってるお嬢様じゃない事に違和感を感じながらも分かりました何かをあればお呼びに下さいと言い部屋から出ていった。彼女が部屋から出ていくの確認する一息はぁとため息をはくと俺は今の状況を確認した。

見たことの無い家具や置物、やわらかいおっぱ..じゃなぁ〜くて白髪メイド美少女、お嬢様っと言う発言そしてこの身体..何より俺が死んだって言う事実それを踏まえて考えると・・・

もしかして俺は異世界のお嬢様に転生しちゃったのか!

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