霊道の門

汐野 歩乃華

霊道の門

ある帰り道一人で路地を歩いていた

すると途中帰り道を間違えたのか謎の門の前にいた

入口に人がいた黒のローブを被った身長がぼくより高くて足がない人だ

「なかにはいりますか?入ったら戻れるかはあなた次第ですけど」

僕は少し考えて

「ここがなんなのかわからないけど…入ってみたいです」

するとローブを被った人が笑い言った

(((ごゆっくりとお過ごしくださいませ)))

中に入ると薄暗くそして生暖かい風が吹いていた

ずっと進むと門が見えた

開き入ると元の場所に戻っていた

「あら戻れたんですか?これは霊道の門と言い人間は戻ってこられないはずなんですが…おかしいですね」

ローブを被った人が言ったことは分かんなかったけど今すぐここを立ち去りたくなった

「帰りたいんですけど…」

「あぁ、そうですか。後ろを向いてまっすぐ進むと家ですよ」

僕は挨拶もせず去った

ローブを被った人は何かわかったようで

にやりと微笑んでいたと幽霊たちはささやいていたそうだ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

霊道の門 汐野 歩乃華 @siohonn2714

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ