閑話 ローズマリアの気持ち 2
~ローズのルー兄様の愛が、満載です。(笑)~ ではどうぞ閑話ですが……。
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大好きな、ルー兄様から1日早い誕生日プレゼントを頂きましたわ。
内心嬉しくて仕方がなのですが、ここで騒ぐとルー兄様に嫌われて仕舞います。
ここは、大人しく淑女を演じないとならないわ。
「ルー兄様、開けても良いかしら?」
「ここで開けずに、部屋で見ないか?」
嫌です。これは絶対に家族に自慢するんです。
「もう少しするとお母様が、いらっしゃいますもの、お母様にもお見せしたいですわ」
「はぁ~」
ルー兄様が、溜め息を着いてますわ?何故かしら?
其れにしても、可愛い包装ですわ。
本当にセンスが良いです。
此が学園ならば、周のお友達に自慢しまくりです。
ですが……学園にはもう行けないのが寂しいですわね?
「どうした?ローズ?」
暗い顔をしたのが解ったのか、心配してくれるのが嬉しくて笑顔に戻る。
「何でもありませんわ、ルー兄様!今年のプレゼントは何ですの?」
毎年可愛い贈り物を、選んでくれてとっても嬉しくて大切にして保管してある。
人に贈り物を選ぶのは、結構大変な物ですが全く苦労もしてない様にさらっと渡してくれますのよ?
此処が他の殿方とは、違うのですわ本当に自分がこの兄の妹なのが悔しい。
この兄を!他のご令嬢に、渡さなければ行けないと考えると嫉妬が勝る。
それでも、ルー兄様には幸せになって欲しいし全くもどかしいですわね?
「開けたら解るよ。今年は成人だが……まぁ通年通りだな、考えるのも大変だ。ローズは煩いからな。ハハハ」
「まっ!ルー兄様……煩いなんて失礼ですわ、拘りが有るのですよ?」
それが大変なんだよ、ローズは。と、ニコリと笑って答えてくれる。
あぁ~目が幸せですわ。笑ったお顔が素敵すぎます。
ローズはルー兄様が大好きです。
ずっと、素敵で居て下さいませ。
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