閑話 ワイルドウルフ パーティー side 1
ルークを追い出したメンバー達が、店に戻り食事を再開する。
「あぁ、やっと、あの役立たず追い出せたねぇ」
リマが清々したと、笑いながら酒を飲む。
「本当すっね!リマ。まったくあいつ使えなかったすっよ!せいせいしたすっ。ケケケ」
トレシュがルークを馬鹿にして、不気味に笑う。
「そうだよねぇー。不細工で、キモかったし。マジ無理!キャハハ」
とリマが更に笑う。
「ねぇー、オース」
カルエは、オースに腕を絡めながら、甘えて次の仕事の内容がどんなものかと聞く。
「なんだ?」
「次の依頼って、どんなの?」
メンバー達は、オースに目を向け話を聞こうと椅子を引く。カルエだけは、元からオースにベッタリしてたので、そのままの姿勢だ。
「おう?忘れてたな。屑のせいで、時間を無駄にしちまったな。説明が遅れちまった!そんじゃ説明すっぞ!」
オースが、依頼の説明をし始める。
「2日後に、この町の東にあるダンジョンの、30階層に居る。黄金の獅子と呼ばれる。モンスターの、素材を取って来る依頼だ」
「「「え!!!」」マジすっか!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます