第40話 ポーション作り!

フレイは元に戻ってもらい、俺は都市に着いた。

さっきのは、マジでやばかった。

死ぬかと思ったな。

フレイが、あんなに強くてよかったって思ってしまった。

頼り甲斐がある仲間だなぁ…。

というか、まだ昼過ぎなのか…。

体力的にヤバい。

今日は、昼からは休みにしようかと悩んだ時だった。



まさかの、カインと会ったのだ。

これで、2回目なのだが何なんだ…。

「あれ?ケンジさんじゃないですか?もう、クエストやっていたんですか?」

ユニークオークについては黙っておくか。

「うん、終わったよ。今から、ギルドに行くところだよ」

「それは、お疲れ様ですね!僕は、今から仲間と共に森の様子や都市の周りを見てきますね!」

「そうなのか。頑張ってな」

「はい!では、また!」

そう言って、カインは去って行った。

さて、冒険者ギルドに行くか。



そして、冒険者ギルドでオークの討伐証明を出し、報酬である3万ルインを受け取った。

これから何をしようかな。

まぁ、でも夕方のためにポーションを作るか。

これがこれで楽しいしな。

しかし、ハイマナ草で次は作ってみようかな。

まずは、普通のポーションを作ってみる。

しかし、この水の魔石はまだ水が出るんだよなぁ。

まだ色も白色になっていないし。

この長持ちするのはいい魔石なのかな?

俺は、ポーションを作る前に鑑定をしてみる。




水の魔石  ☆7

最高級の魔石。

特に水が出る時の魔力消費量は少ないため込められている魔力が多いほど長持ちする。

また、出てくる水は普通の水ではなく、魔力水である。




これって、すごいやつじゃないかよ…。

まぁ、ここはビジュのおかげすぎるな。

頑張って、ポーション作ろう。



俺は、昨日と同じ手順でポーション作りをやっていく。

よし、ここでハイマナ草を使ってやってみて鑑定してみようかな。

おれはえ、アイテムボックスからハイマナ草を出し、混ぜて薄い青色になったのでそこで魔力水を投入する。

少し多めに入れようかな。

すると、普通のマナポーションより濃い青色になったのだった。

「これで正解なのか…?」

俺は、疑心暗鬼ながら鑑定を使ってみる。



ハイマナポーション  ☆5

魔力の回復量が普通のポーションより増加。

特別な魔力水で作られているため普通のハイマナポーションよりも魔力の回復量は増加している。




やっぱり、あの水の魔石から出る魔力水は少し違うものだったのか…。

けど、回復しないよりかはマシだからいいよな。

俺は、どんどんハイマナ草がなくなるまで作り続けた。



「どんどん、作って行くと楽しいもんだな。あれ…?もう、無くなってしまったか。でも、これぐらい作れば十分だよな…?」

俺は、ハイマナポーションを合計で50本、普通のマナポーションを100本。

そして、回復ポーションを200本作り終えたのだった。

そして、時間は夕方の5時半。

昨日、魔人が来たのが午後6時ごろだったからもう少しだな。

準備でもしておくか…。

でも、ポーション作り終わったら俺は何をすればいいんだ?

みんなのために役立つスキルもないしな…。

俺が、前線に出たところでだしな…。

まぁ、後ろの方でじっとしておこう…。

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