自衛隊員だった俺が異世界でヤンデレ美少女と幸せになるために現代兵器で無双する

雪村 氷

プロローグ



俺は鈴木・・・・・・いや名前はどうでもいい

自衛隊整備士として働いていた

この仕事に就いたのは軍や兵器についてとても興味があったからだ


俺はそこそこ裕福な家庭に生まれ、端からみれば安定した人生を送るはずだった。

だが小学校の時に父は別の女と一緒にいなくなり

その影響からか母は酒に薬、盗聴、ゴミまで漁るようになった

まぁそれだけだったらまだいい

問題は力と言葉の暴力で俺を支配したことだ


ある日、児童相談所の人が来て母に玄関のドア越しに詰め寄っていたが

追い返されてしまった

母は「てめぇのせいだ!!」と言って俺を殴り、蹴り飛ばした

痣を数か所作り登校してきた俺を女担任の先生は見て見ぬふりをして

クラスメイトは、そんな俺を虐めてきた。


俺は身体的にも精神的にも限界だった

だが、ある日児童相談所の男の人がチェーンカッターを使い

無理やりドアを破壊し、助けてくれた

その時の男の人がとても輝いていたことを今でも覚えている


8才の頃

ついに児童相談所は母が俺に近づくことを禁止した


俺は母親の虐待、女教師の無関心が心に深い傷をつけ、

女は怖いものというトラウマをかかえてしまった。

悪夢にうなされ、食事をしても吐く状態が何日も続いた。


俺は女など信じない


だから男女の関係よりも勉学のほうを優先させた。

子供のころから機械好きで高校生の頃、物理・化学は常に1番だった

さらに兵器の内部構造を自分の趣味として勉強していた

ある程度の兵器の設計図くらいは自分で作れるぐらいだろう


23歳のころ自衛隊の整備士に就職した。

単純な人生だったが、それでも楽しかった。


よくわからなかった航空機のジェットエンジンも

一つ一つ分かって来た頃だった


運命の26歳の誕生日の日に

俺はF-15のジェットエンジンの内部で記録をとっていた時

若いエンジニアが誤ってエンジンを作動させてしまい、

俺の体はジェットエンジンに吸い込まれ、挽肉状態となり


俺は死んだ・・・・はずだった

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