ホラゲでよくあるような「怪物が徘徊する廃村」に置き去りにされた少年の話

作者 スエコウ

880

328人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

そもそもの始まりが「主人公の書くメモ」から始まるのがまず面白い。

文体が崩れたり見るものがすべて嘘偽りだったり、あるいは全て事実だがそれ以上に恐ろしいことが裏で起こっている。
あらゆるホラーを兼ね備えていると感じた。

ノベルゲーム的なテキストは飽きをこさせず、視点が淡々と変わっていくのもいい。少し変わったホラー作品を読みたいのならこれ、とオススメできる作品だ。

★★★ Excellent!!!

独特の世界観と描写が光る作品。他の方も言ってるように物語というよりはホラーゲームに近い感じの小説。描写が話によってとんでいくし、人間関係の繋がりは薄い、というかほぼない。がそれがどうでもなるくらいに謎とホラー感があって面白い。あまり内面や描写をしないことでこちらの想像を働かせようとしてくる。今の所間男と元カノはいなくてもいい気がするが先が気になる作品。

あとやはり1番恐ろしいのは人間だったということかな。主人公が静かな狂気を秘めてて怖い

★★★ Excellent!!!

ホラーゲームを楽しむようにスクロールする手が止まらなくなります。
文章の表現力や怪異が迫る表現がとても素晴らしいです。
刻一刻と危機が迫っている緊張感、すでに怪異の中に取り込まれている事実への驚き、退治する怪物達の描写や戦闘シーンの美しさ、どれを取っても読者を引き込む表現に溢れています。

ホラーを読まない方にもぜひ読んでもらいたい作品です!

★★★ Excellent!!!

異界に迷い込んだ主人公と友人達だが、友人に裏切られ見捨てられた結果単独で異世界で生き延びる事を強いられる。

物語の第一部は主人公が「正気を保つため」に書き始めたメモという形で読者に示される。
最初は極限状況下での絶望に溢れたメモが、生き延びるために工夫し生存し続ける内に徐々にその様相を変える。

このメモという形が素晴らしく、メモ特有の主観的事実のみを簡潔に記し説明や描写が不足している感じがホラーとマッチし展開にスピード感を生み出している。
そして主人公を取り巻く環境の背景も分からぬまま徐々に環境に適応していく主人公の「目的」と「手段」が変貌していく過程は背筋が寒くなる。

第一部終了後に関わった他人物視点で語られる閑話。
そこである程度の情報は補完されるが、それによって納得と共に今後への更なる期待がもたらされるのも見事。

悲劇に巻き込まれ多くを失い異形を得た主人公。
しかし読後の爽快感のあるこの作品。

短くも引き込まれる一味違ったホラー作品としてぜひご一読を。

★★★ Excellent!!!

ホラゲ好きそしてネタ探しを趣味としている自分にとって、これは久しぶりのどストライクな作品であります。
廃村篇では無印SIR○Nと思わせるな構成でした、脱出したからの展開はどうなると思ったら続きの窓編はまさかのSCP財団を匂わせます、そのうち上位者及び旧支配者絡むの展開も期待できそうです。
こういうホラー文学お好きなお方にはぜひ一度ご覧でいただきたいです。

★★★ Excellent!!!

タイトルがね。
すばらしい。
いや、ほんとにこんなゲームがあったら、是非プレイしたい。

この物語を読んで思ったのは、
そんなに大きな風呂敷を広げなくても、
こんなに面白い世界が構築できるのだということ。

主人公は強いけど、
その強さの意図が、作者の暗躍と計画に基づいている。

そう、これは今時点でちゃんと悲劇なのだ。
冒頭から定められた運命をたどるように、
読む人に困惑と興奮を。


ホラーはかくあるべし。


全部を求めたって、得られるのは一部だけだよと、
理解できる人には是非読んでほしい作品です!

★★★ Excellent!!!

読み進めて最初に思ったのは、
(SI●ENかな?)

続いて思ったのが、
(アーカイブ的な、姿の見えない先達の追体験か)

この裏切られた、恐らくは化しいく少年の先が読みたい!

と思わせる作品です。
裏切り者や、正義感空回りの勘違い女っぽい祓い屋(妹)が
あっさりと餌にされそうな強者感(狂者?)にも期待大。

祓い屋のお兄さん、ごめんなさい。
貴女の妹さんはたぶん餌認定です。