第8話  新しきを知る者其の名は!


そんなこんなで・・・・・


 「くっ」


 ヤタロウはひざをつき・・・・・

ヴァキシは破損し・・・・


 白いヴァキシのジョーが・・・・・


 「さて」

「みせるか」


 ヤタロウの前に立ち・・・・・

左腕をヤタロウの前に・・・・・


 其の腕に・・・・・

掌に光が収束され・・・・・・


 フォオオオオオオと音が・・・・・・


 ヤタロウが吸い込まれる・・・・・・


 ヒナが目を閉じ・・・・・

「ごめん」


 「ヤタロウでも」

「それでも私は」


 「とめたいの」

「何を犠牲にしようと」


 「未来さえも」

「そのためならいらない」


 ジョーは振り向き・・・・・


 「えーと」

「わるいんだが」


 ぽんと音が・・・・・

空に煙が立ち・・・・


 ヤタロウが現れ・・・・・

ヴァラフな・・・・・


 かっこいいラフな姿の・・・・

ヤタロウが地に落ち・・・・


 「とう」


 鮮やかに地に・・・・・

そして凛々しく立ち・・・・・


 「くっ」

「すばらしい念術だ」


 「殺さず」

「捕らえられるなんて!」


 「これなら」

「イケル!」


 ジョーは勝ち誇り・・・・・


 「そう殺さず」

「捕らえ続ける念術」


 「スバラ式だろ」

「七色だろ!」


 ヒナは茫然と・・・・・


 「収納出来ないなら」

「宝石に捕らえるとういう手もある!」


 ヤタロウは目を輝かせ・・・・・


 「俺の前では」

「貴様らの防衛術は古臭い」


 ヤタロウは興奮し・・・・・


 「そう悪だ!」

「駆逐すべき悪!」


 「己ジャスティス!


 ヤタロウは頷き・・・・・


 「だがな!」

「俺は!」


 「まだ納得していない!」


 善い自己肯定である!

彼もまたファニーザブレイヴァ!


 ジョーは快に・・・・・

粋に・・・・・・


 そう伝説の策士の如く!


 「いいだろう!」

「納得するまで来い!」


 「よき都合良き敵」

「都合悪ければ即修正!」


 「いつかフレンドたる!」

「ヤタロウなら何度でも受けてやる!」


 きっと超える!

ファニーザグンシ!


 ジョーは!


 茫然とするヒナをそのままに!


 「ふっ!」


 ヤタロウは興奮し・・・・・

快に粋に!


 ジョーと見つめ合い!

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