一方、バングラデシュでは

アングル

そういう日とバングラデシュ

 夜明け前の最も暗くなる(とされる)時間、私の一日かもしくは人生そのもののようなものが継ぎ足される気がする。


 中途半端な人口灯がひと際輝く星を選別する時と場、月と北極星がその支点となって、だだっ広い公園の木々の合間を照らして?そこを私が歩いてくるのを脳(要は目以外のとこ)で見る。


 ぼんやりとした不安と、死を一掴みだけ求めてしまうような心を、うっすらと背に纏っているのが私だ。


 「あ、死ぬか?死ぬんかな~これは」という声っぽいのが体から漏れた。明確に死なないはず。


 頭がずっとぐちゃぐちゃとしていて、意味が辛うじて読み取れそうなものや、多分考える必要もないようなシーンが、目を開けているはずの視界に映る。


 果たしてそれが希死念慮というものや鬱がどうだと言ったものに当てはまるのか全くもって分からないが、ただそれがなくなると、本当に存在する意味がなくなってしまうような考えだけがあった。ブルーからパープルのグラデーションのサイト。


 少し前までは文章があったけれど、今は光だけだった。悪化してるのかもしれないけれど、今はまだ耐えれる気がしたから。何だか、これから朝が来て、この思考した過程の記憶が少し薄れることに若干の嫌悪感がありながら、ためためいきるるための息を吸ってわざわざ吐いた。吐かなくてもよかったかも。私はゲル状の何か。





__一方その頃バングラデシュでは、3大河川の豊かな水が肥沃な土壌を作り出し、しかしながらその


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一方、バングラデシュでは アングル @anguru

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