酸素を


おれは酸素を吸った

そのあとだった

「さあて、このあと何するかな………」

また酸素を吸わなくてはならなかった

またかよ

「ち」

舌打ち

その最中だって脳が要求するのだった

酸素はまだですか?

「今やってるよ」

毎日がクロネコヤマト

「あー大変だ大変だ」

ちっとも休憩、出来ない

「また吸わなくちゃ」

うんざりだ

いい加減にしろ

「もう酸素の味に飽きたんだよおれは!」

だが代替品が無かったのでまた酸素を食べることにした

もしゃもしゃっ

眉間に皺を思いっきり寄せた

納得する答えを得られない怒り


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