白線の内側で

おれの感覚は死んだ

でも死んでも何も問題は無かった

寧ろそっちの方が良かった

あとは死んだ脳に任せておけば良い

おう

涎を垂らしながらおれは頷いた

張り込み中の刑事から連絡が入った

「おれは巨乳です」

おう

「乳が随分と派手に揺れていますからおそらく中に乾電池が仕込まれているのでしょう」

おう

おれの脳死状態は続く


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