第7話 光の祝福

 しばらく無言でキューを見つめたヴェゼルは、やがてその大きな頭を傾げるようにグニャリと曲げると、熱心に語りかけ始めた。


「グ……ギュギュ? ピィエー?」


(な、なんだろう、この不思議な光景は――)


 光る謎の球体に、謎の言語で語りかけるダイオウイカの図。ヴェゼルは何も答えないキューに構わず、一方的にピギャピギャと声をかけ続けている。


「あの、キューさん、彼はなんと仰っているのですか?」

『うん? ん~……ねえ、君って腕っぷしには自信があるよねえ』

「はい? ええ、はあ、まあ――」


 綾那の質問には答えないまま逆に問われて、目を瞬かせる。問うと言っても、キューは既に綾那のもつギフトを見て知っている。

 否やを許さない、ほとんど断定的な投げかけに戸惑いつつも頷き返せば、キューは小さく笑った。


『実は、口にするのもはばかられるような、罵詈雑言を浴びせられているんだよ』

「ピャ!?」

「え――」


 さすがは天使と悪魔といったところだろうか? 顔を合わせるなり喧嘩を吹っかけてくるなんて、やはり仲が悪いようだ。

 しかし、ふとダイオウイカを見やれば、彼の言葉を理解できない綾那から見ても「違う」と言っているのが分かるほど、頭をぶんぶんと左右に振っている。

 では、キューの言葉が嘘なのかと問われれば――そもそも綾那は、ヴェゼルの言語を一切理解できないため、そうとも言い切れない。

 逆に、悪魔イカの方が騙そうとしているだけなのかも知れない。


 まだ出会ったばかりの二人の性格、人となりなど――どちらも、人ですらないが――綾那には知る由もない。まず、判断材料が少なすぎるのだ。

 困惑する綾那を尻目に、キューはどこまでも明るく無邪気な声色を発した。


『あのね? 悪魔なんて、早いとこ追い払った方がいいと思うんだ。こんなのと親しげに話しているところ、この世界の人間に見られたら大変だよ』

「それは――」


 綾那にはヴェゼルの言葉が分からないので、正直親しげに会話と言われても困る。ただ綾那としても、アリスの居場所を知らないなら、イカの話に付き合うメリットはない。であれば、やはり早急にお引き取り願いたい。

 改めてヴェゼルに立ち退きお願いをしようと口を開きかけたところ、キューが綾那の目の前に躍り出た。


『そうだ、僕いい事思いついちゃった! あんなに沢山あるんだから、足の一本でも切り落としてやればいいよ』

「――ギエッ!?」

「えぇ!?」


 いきなり何を言い出すのかと思えば、とても天使が発して良いセリフではない。

 綾那は絶句して宙に浮かぶ球体を見たが、キューはただ少女のような、声変わり前の少年のような――その絶妙な高さの可愛らしい笑い声を上げるだけだ。

 正面に立つヴェゼルはというと、大きな目玉をギョロギョロと忙しなく動かして、巨体をぶるぶると震わせている。

 明らかに怯えた様子のイカに、綾那は一層どうすればいいのか分からなくなってしまう。


 相手は悪魔だ。この世界とキューの悩みの種で、際限なく眷属を生み出す諸悪の根源。強力な魔法でないと滅ぼせない、綾那では討伐できないというのならば、確かに足の一本くらい切り落としたところで、痛くも痒くもないのかもしれない。

 まず、「表」で陽香に付けられたはずの銃創も見当たらないので、切ったその場で即再生する事だって考えられる。とはいえ、彼の尋常ではない怯えようを見ていると、何やら罪悪感を覚えてしまう。


「ピギ――」


 綾那があれこれ思い悩んでいると、不意にヴェゼルの震える目玉と体がぴたりと動きを止めた。

 彼は綾那の姿を真っ直ぐに捉えると、十本足の内、イカの触腕しょくわんと呼ばれる太い二本をもたげた。どこか仄暗い色を宿した二つの目玉に、綾那の背筋がぞくりと震える。


 綾那は、「怪力ストレングス」のレベル1を発動すると同時に、腰のベルトから二対のジャマダハルを抜き払った。つい先ほどまで散々怯えていたくせに、どうもヴェゼルは、「やられる前にやる」という嫌な方向へ覚悟を決めてしまったらしい。

 やはり、見た目はイカでも悪魔。魔獣と対峙する事に慣れている綾那でさえ気圧されるほどの威圧感に、また冷え汗が流れた。


「表」でヴェゼルと綱引き――もといアリスの取り合いをした際、「怪力」のレベル1では簡単に負けてしまった。ゆえに今回は、早々に1から2まで引き上げたいところだ。

 しかし、「怪力」のレベルについては変速機に近い。レベル1から発動して2、3……と、順に引き上げていく必要がある。だから、レベルを一気に飛ばして発動する事ができないのだ。


 ――いや、正確にはできない事もないのだが、そのような力の使い方では、発動者の体に大きな負担がかかってしまう。ただでさえ体力を消費するギフトだから、無駄な消耗は避けたい。

 後先を考えずにギフトを使った場合、綾那は戦闘の途中で力尽きてしまう恐れがあるのだから。


(まだレベル2まで上がり切ってないけど――こっちも、やられる前にやるしかない! 先手必勝!)


 綾那は抜いたジャマダハルを構えると、ヴェゼルの触腕を殴り抜くように思い切り突き出した。

 そもそも刃が通らなければ、その時点で綾那には為す術がないのだが、その辺りはどうなのだろうか――。そんな一抹の不安を抱えながら、触腕に刃を滑らせた。しかし不安をよそに、綾那の胴よりも太いそれは、ブツッと鈍い音を立てていとも簡単に千切れ飛んだ。


 あまりの手ごたえのなさに、綾那は目を見開く。


「ピャアアァ!!」

「――あ、あれっ!?」


 相当な勢いを付けて殴り抜いたせいで、危うく転倒しそうになった。たたらを踏んでなんとか堪えたが、それにしたって呆気ない。


 ヴェゼルの切れた触腕の根元から、透明な体液が噴き出した。千切れ飛んだ触腕は、体から切り離されたにも関わらず、まるで陸に上がった魚のように地面をのた打ち回っている。

 ヴェゼルは甲高い悲鳴を上げながら、残った触腕を大きく振りかぶった。


『お~っと危ないよ! 君、伏せて伏せて!』

「うわわわ……っ!」


 全くと言っていいほど、声色に緊張感がないキュー。綾那はその緩い助言に従って、地面へダイブするようにして体を伏せた。すると、その頭上を風圧と共に触腕が通り過ぎる。

 まるで鞭のようにしなる触腕は木の幹に直撃して、バキバキバキと凄まじい轟音を上げながらへし折った。


「ちょ――」


 地面に伏せたまま顔だけ上げた綾那は、無残な切り株の誕生を目の当たりにして、青ざめた。ギフト「怪力」もちの綾那が言うのもおかしな話だが、あのような馬鹿力で襲われれば、ひとたまりもないというものだ。


 魔獣の対処には慣れていると言ったところで、綾那はただ超火力で至近距離から獲物をぶん殴る事しかできない。素早い身のこなしで相手の攻撃を華麗にかわすだとか、飛び道具を使って臨機応変に立ち回るだとか――そういった事は全くの門外漢である。


 中衛、後衛の揃った四重奏のメンバーと共に居て初めて、敵の攻撃を恐れずに全力で戦う事ができるのだ。

 綾那はその時ふと、陽香がよく「“最上級に無理”の意だ!」として使う口癖を思い出した。


「――きゅ、キューさん! これは、無理無理のムリです!?」

『むりむりの――なんだって?』

「最上級に無理の意です!」

『なるほど、それは大変だ。でも、大丈夫だよ』


 ――いいや、何も大丈夫ではない。どこまでものんびりとした口調のキューに、綾那は縋るような目を向けた。しかし、ただ光る球体が浮いているだけなので、何を考えているのか全く分からない。


 とにかく、このまま地面に臥せっていても何も解決しない事だけは分かる。綾那はなんとか体を起こすと、痛みに怒り狂っているだろうヴェゼルと対峙した。


「ピ、ェエ――」

「うん……?」


 てっきり、すぐさま二撃目が来るのではないかと身構えていたが、ヴェゼルの様子がおかしい事に気付くと、綾那は目を瞬かせた。

 ヴェゼルは、切られた触腕の根元――その傷口を押さえるように、先ほど木をへし折った方の触腕をぎゅうぎゅうと体に巻き付けている。大きな二つの目玉は涙でビシャビシャだ。


 鳴き声は今までと打って変わってやけに弱々しく、綾那は胸を押さえてウッと息を詰まらせた。


「――あ、の、キューさん? なんだか私、弱い者いじめをしているような気持ちにさせられるのですが、気のせいでしょうか……?」

『うーん? 平気だよお、天使や悪魔に『痛覚』なんてないから。あれはただ、体の一部を欠損した事に驚いているだけ』

「ぴ……ピー! ピー!」

『――ええ? はっはっは』

「ピェー!」

「あの、彼はなんと仰っているのですか?」


 綾那に潤んだ目玉を向けて、何事かを抗議し続けるヴェゼル。彼の通訳を頼めば、キューは「ええ~本当に知りたいの~?」と笑い交じりに口を開いた。


『ふふふ――「鬼! 悪魔! 人でなし!」って泣いてるよ』

「あ、悪魔はあちらですよね!? というか、絶対に痛覚ありますよね、めちゃくちゃ痛がってますよね!?」

『んー? 僕すごい天使だから、そういうのよく分かんな~い』

「キューさん……」


 ――これでは、どちらが悪魔か分からない。

 クスクス笑っているキューを見てそう思ったが、口にすればまたキューが激怒するだろう事は想像に難くないので、押し黙るしかなかった。


(キューさんって結構、腹黒いタイプなのかな。やっぱり契約の事は慎重に考えないと、危なそう)


 綾那は引き気味にキューを見つめていたが、視界の端でヴェゼルの体がふわりと宙に浮いたのを捉えると、ハッと意識を引き戻した。

 戦意を喪失しているのは明白だが、まだ脅威は去っていないのだ。


「ピェエエーー!」


 ヴェゼルは力の籠った目で綾那を見下ろした。そうして何事かを叫んだかと思えば、忽然と姿を消した。

 恐らく、魔法だか悪魔の力だかで、まるで「転移テレポーテーション」のようにどこか別の場所へ移動したのだろう。


 ヴェセルの威圧感から、かなりの苦戦を強いられるだろうと覚悟していた。しかし、その割には呆気なく終わった戦いに、綾那は脱力する。続いて、両手に握ったままのジャマダハルを鞘へ納めた。


『ふふ、ねえねえねえ、「お前の顔は覚えたぞ」だって?』


 笑い交じりに通訳するキューに、綾那は肺の中身を全て絞り出すような長い息を吐き出した。


「キューさん、奈落の底に来て早々悪魔に目を付けられるなんて、今後を考えるとなかなか酷い状況なのではないですか……?」

『そうかな、かえって幸先がいいと思うけれど? 諸悪の根源、悪魔に牽制ができたんだから。これに懲りて、少しは眷属づくりを控えてくれると万々歳だけどね』

「わざわざ足を切る必要はあったのですか?」

『あったよお。ああいうお調子者は痛めつけてやらなきゃ、何も分からないからね。ヴェゼルは普段人前に出てこない引きこもりだから、痛みに対する免疫がないんだよ』

「やっぱり痛覚、あるじゃないですか!」


 ぴえぴえと泣き喚いていたダイオウイカの憐れな姿を思い出すと、綾那の心臓がギュウと絞られるように痛んだ。

 いくらイカの姿とはいえ、魔獣と違って人の言葉を解するものだからタチが悪い。いっそ言葉の通訳など、キューに頼まない方が良かったのかも知れないとさえ思う。


 キューから討伐して欲しいと言われた眷属も、高い知能を有するらしいが――もし人語を話すような相手だったらと思うと、気が重くなる。

 魔獣狩りには慣れているが――例え見た目が獣や植物だとしても――言葉を話すような相手と戦えるのだろうか?


(やっぱり早く、皆と合流したい)


 綾那一人で背負うには、色々と重たすぎる。また大きなため息を漏らせば、キューは綾那の周りをぐるりと回った。すると、突然綾那の体が淡い光に包まれる。


「わっ、これは?」

『今この世界の季節は初夏だけれど、やっぱり濡れたままじゃあ冷えそうだからね。髪と服、あと鞄の中身は、濡れる前まで時間を戻しておいたよ』

「え!? あ、本当だ、乾いてる。ありがとうございます」


 水を吸ってずっしりと重かった体、そして肩にかかった鞄が軽くなる。

 濡れる前まで時間を戻してくれたという事は、もしかすると中に入っている撮影用のカメラや、ソーラー電池タイプの充電器なども故障していないかも知れない。

 まあ、奈落の底に浮かぶ魔法の光源でも充電できるのかどうかは、謎だが。


『あとお守り代わりに、僕のを授けておいたよ』

「祝福、ですか?」

『そう。でも力が弱まっているから、効果はちょっと良い事があるかも? 程度だと思う。あまり期待はしないでね』

「ちょっと良い事……あ、ありがとうございます?」


 色々と分からないなりに疑問形で礼を口にすれば、キューは明るい声色で「どういたしまして」と返す。そして、また綾那の目の前で動きを止めた。


『――さてと。ヴェゼルに邪魔されちゃったけど、僕は予定通り東へ向かうよ。君は森を西へ向けて、アイドクレースまで行って?』

「う――」


 キューの言葉に、「そう言えば、見知らぬ街へ一人で行けなんて話の途中だった」という事を思い出した。

 綾那が眉尻を下げると、キューはおかしそうに笑う。


『大丈夫。僕の祝福があるんだから、きっと素敵な出会いがあるよ。何せ僕は慈愛の天使、愛のキューピッドだからね!』


 正直、見知らぬ人との素敵な出会いよりも、一刻も早くメンバーと合流したい。

 綾那は複雑な思いでキューを見やるが、その時ふと、先ほどまで拳大だった球体がひと回り縮んでいる事に気付く。


「キューさん? 何やら、また体が小さくなっていませんか?」

『え? あー、君を乾かすのと祝福とで、力を使ったからね』

「そ、そんな簡単に縮んじゃうんですか? 私的には助かりますけど、切羽詰まったこの状況でマナの無駄遣いは、よろしくないのでは――」

『僕さあ、宵越しの銭は持たない主義だから』

「あなたまでマナをお金に例えないでください!? 蛍火サイズになるまで縮んでいたのって、もしかしてキューさんの自業自得な部分もあるのでは……? ほ、本当にそれで、皆の事を探し出せますか?」


 ハハーと明るく笑い飛ばすキューに、綾那は「あれ? これって魔獣の核二つ、最低でも十万円が一瞬で溶けたって事?」と頭を抱えた。


『さあさあ、お仲間の事は今考えたって悲しくなっちゃうだけだから、ひとまず僕に任せて吉報を待っていてよ。君は、なるべく急いでアイドクレースへ向かうのが良い。きっとは、すぐそこまで来ているから』

「迎え? ――あ! ちょっと、キューさん!」


 挨拶もそこそこに、ぴゅーんと空高く飛んで行くキュー。綾那は慌てて、頭上に浮かぶ光の玉に向かって叫んだ。


「皆の事――どうか、お願いしますね!」

『任せてよ! 君の行く先に、光の祝福があらんことを!』


 返事と共に上空でくるりと一回転したキューは、東の空へ消える。

 森へ一人残された綾那は、しばらくその光を眺めた。しかし、それが目視できない距離へ到達した途端に、がくりと肩を落とす。


「あぁあ、本当に行っちゃうんだ――」


 ただでさえ人見知りの気がある綾那。その綾那がメンバーの助けも借りずに、見知らぬ街でたった一人過ごさねばならないなど――人生、何があるか分からないものだ。


 というか、街まで無事辿り着いたとして、どうやって生活をすればいいのだろうか。

 言葉が通じたって、通貨まで同じとは限らない。例え同じでも、「表」でつくられた貨幣が利用できないのは分かり切っている。


(泊まる場所も、食べるもの飲むものも、何もないんだよね――キューさんが乾かしてくれたけど、服だってこれ一着しかない)


 またしても、「無理無理のムリ!」と明るく言い放つ陽香の姿が頭をよぎったが、顔を上げて気持ちを切り替える。キューの言う通り、一旦メンバーの事は考えないようにしなければ。そうでなければ、今にもうずくまって泣き出してしまいそうになる。

 綾那は一度目を閉じて、「皆とは、またすぐに会える」と呪文のように繰り返し呟いた。そして何度か深呼吸をしてから、ゆっくりと目を開く。


「――よし! とにかく、街へ向かいますか。いつまでも夜の森に居るなんて、よくよく考えたら危ないよね! まずは仕事探しから!」


 カラ元気だろうがなんだろうが、この場から動けなくなるよりはマシだ。綾那は普段以上に明るい声で、最初の一歩踏み出した。

 森の中とはいえ、普段それなりに人の往来があるのだろう。草の生えていない道が続いているので、これを辿れば街まで行けるはずだ。


(大丈夫、頑張れる!)


 胸を張り、正面を見据えて、ぐっと地面を踏みしめる。――さあ、二歩目。

 そのまま歩き出そうとした瞬間、後方からグジュリと水っぽい音がした。一体なんの音だろうかと振り返って、綾那はひくりと口元を引きつらせる。


「――ちょ、ちょっと、キューさん?」


 もうキューは居ないので、呼んだって仕方がない。仕方がないのだが、呼ばずにはいられなかった。

 綾那の背後で妙な音を立てたモノの正体は、先ほど切り落としたばかりのヴェゼルの触腕音だった。彼の体から切り離されても、しばらく地面をのた打ち回っていたが――まさか、本体が居なくなった後でも動けるとは。


 思わず数歩後ずさった綾那の前で、触腕はその場でぐぐぐ、と丸まった。丸まった触腕は、その体表をボコボコと激しく隆起させる。まるで、中から寄生虫か何かが飛び出そうと蠢いているように見えて、その様子はかなり不気味でグロテスクだ。


「き、キューさん、良い事あるって――」


 綾那は言葉を止めて、ヒッと喉奥を震わせた。触腕の中からグシャッと弾けて突き破るようにして、大きな赤い目玉が一つ飛び出したからだ。

 姿形を変えた元触腕は、まるで綾那の胴ほどある体躯をもつ、一つ目の大蛇のようだった。赤い目玉が綾那の姿を捉えると、その真っ白な体を地面に這わせて、文字通り蛇のようにずるずると接近してくる。


「――良い事あるって、言ったのに! 嘘つき! 約束が違いますよねー!!」


 綾那は真っ暗な空――もとい深海――に向かって大声で叫ぶと、大蛇に背を向けて、街のある方向へ駆け出した。

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